auカブコム証券の手数料大改造に伴い当方の用意する各種情報も更新しました。まだいまいち計算違いやしっかりした情報反映できてない部分があるかもしれませんが、在庫情報やクロスコストでの比較がひと目で分かる状態にはしましたので報告します。
「2021年7月」auカブコム証券が株式サービス大改造!変更内容を総チェック!
まずは一般信用売建在庫に関しては短期がなくて長期のみですのでスッキリしました。しかしながらプレミアム料が変更点として追加されていますので併記するようにしています。
証券会社9社(松井・auカブコム・SBI・楽天・GMOクリック・SMBC日興・マネックス・大和・岩井コスモ)一般信用売り建て可能銘柄リスト
プレミアム料は「P0.05円」などの表記です。100株だと1日5円。ですので建て日数の金利と同じように日数を掛け算します。例えば1ヶ月ぐらい前なら30日かけるとしてP0.05x100x30=150円ぐらいプレミアム料としてコストが上乗せされます。
SMBC日興証券などはそういったものは用意せずに長期在庫を確保しているわけでauカブコム証券は後追いでサービス改善の割には、なんとか手数料を取ろうとする姿勢が見て取れますが、ある程度のコストは許容範囲でしょう。短期の時の金利コストのほうがかなり高かったので、明らかに手数料コストは下がっています。
先程の8月20日権利の西松屋のクロスコスト計算ページです。
auカブコム証券では4つのパターンを用意しました。
- 普通にワンショット手数料
- 普通に定額手数料
- API経由での信用取引手数料無料状態
- VIP(GOLD)での信用取引手数料状態
これを見れば定額手数料で100万以内の約定に抑える取引が普通に使い勝手が良さそうです。SMBC日興証券のコストの安さには負けますが、争奪戦で残数がないことも多く、それ以外の証券会社で候補にするにはいい勝負のコストですね。
ページ下部には計算の仕組み(個別の手数料)を載せていますので、何がコストになっているかが分かります。プレミアム料が連日変動するようですが、建てる時に優待権利日まで持つのならコスト自体は確定します。総コストを見て、後は残数状況と見比べて判断すれば良さそうです。
プレミアム料が話題になっていますが、正直短期の金利が高すぎて利用者がすくなっていた状況(在庫余り)でしたので、明らかにクロス取りのコストは下がっているので、auカブコム証券の今回の変更は使える証券会社になったと判断しています。
定額で100万の約定代金まで無料なのも大きいです。
他社もこのプレミアム料の仕組みを使って短期信用をやめて「長期+プレミアム料」で追随してくることは十分ありえるでしょう。そうなったら、当方のクロスコスト計算期の威力が効いてくると思うので、参考にしていただければ幸いです。
なお、手数料改定記念キャンペーンでPontaポイントが貯まるキャンペーンもあります。
信用口座開設と1日定額コースで現物1回取引すれば400P貰えますね。普通に9月までに100万以下の約定優待クロス取引など試してみると200P貰えるのでついでに頂きたいところです。
auカブコムのプレミアム料データが一般信用売建可能数量になっているため、JMHD(3539)のクロスコスト計算結果がものすごい数値になっています。
ご連絡ありがとうございます。今確認したのですが、数値が特に異常値として見当たりませんでした。
当方の見逃しが出やすい時期ですので、こういった報告は助かります。ありがとうございます。