明日はジェイフロンティア(2934)の上場日です。SBI証券の注目IPOですが、直前に向けて随分とトーンダウンしています。8月後半のIPOは4社ですが、直前の初値結果やその後の株価推移をみれば仕方ないところですね。
上場日の参考情報です。
・気配更新
上限値段:9,640円 気配更新:更新値幅210円、更新時間10分
下限値段:3,145円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)
それでは初値予想です(公募価格:4,190円)
4,300円(公募比: +110円/+2.6%)
読者予想平均値:6,124円 | 中央値:5,500円 | 補正値:6,124円
主幹事の引受価格:3,854.80円。
最終予想は引き下げつつも微増結果の4,300円としました。吸収金額が大きめなので買い手が少ないと初値が厳しくなるのも事実ですが、公募割れまでひどい状況になるとIPO相場自体が崩れる象徴にもなってしまいます。SBI証券主幹事ですと多くの方が注目しますので、公募組の早い初値売りも公募割れならしない人も増えるのではと見込んでいます。
ただ、初値予想は微増結果にしましたが、その結果で安いと見てセカンダリーに入ると怪我をしやすいIPOかもしれません。IPOの地合い自体はかなり悪い状態ですので、中途半端な安いと感じる銘柄に参加すると、その後、公募割れまで急落して泣く泣く損切りor塩漬けはよく見る光景ですね。
手元の情報ではIPOチャレンジポイント利用ではボーダーラインが500P弱、300株セット配分となっています。ポイント使って複数配分・公募割れは相当痛い結果です。そこまでして公募割れで手放す層がいるのか見ものですね。もちろんポイント価値計算もやって結果を後日一覧に載せたいと思っています。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを大分析!過去の当選ボーダーラインを調査、ポイント戦略は?
SBI証券はIPOチャレンジポイントを餌にしたキャンペーンも増やしていますが、肝心のIPOチャレンジポイントの価値自体がインフレで相当落ちています。この状況はなんとかして欲しいですね。
大手予想会社では公募割れ4,000円(よく当たってた方)、4500円予想(忖度が多い方)で二分しました。私の予想は中間点で申し訳ないですが、なんとなく微増で始まり、急落するイメージが一番強いです。なお、よく当たってた方は最近外すこと多いのが公募組の救いかもしれません。
8月のIPOは充電期間を経て改善するかと思っていましたが、6月の上場ラッシュ以降の厳しい部分をまだ引きずる形になっています。こうなると9月の上場ラッシュは評価を1~2ランクぐらい下げてみておかないと予想が狂うことになりそうです。