金曜日は1社のIPO新規承認が出ました。これで3月はリート含めて10社新規承認が出ました（2社中止で現在8社予定）。毎日ポツポツと1件ペースというのは落ち着いてられそうでありがたいです。20～30社ぐらい予定はいくつか消えたのか？それとも来週複数貯まって出るでしょうか？今の所、3月で同日上場予定はありません。重要ポイントの一つですね。
メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO新規上場情報
サービス名の「産業医クラウド」そのままに、産業医やメンタルヘルスデータをクラウド化して、効率よく、利便性高くヘルスケアサービスを提供しています。時流に乗るサービスといえるでしょう。
想定価格は630円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで9.04億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。
ホームページを見ると、いきなり安達祐実さんがアップで入ってきます。子役から来てもう40歳ですか。アップに来ても耐えうる美人ですね。普通、ホームページのTOPでチャラチャラ動くと鬱陶しいのですが、今回は何度でも見れますね。少し前のIPOではROBOT PAYMENTの小泉孝太郎さんを思い出しました。
事業のメインは「産業医クラウド」の名称で提供しているヘルスケアクラウドサービスです。クラウドサービスにすることで従業員の多い企業だけでなく、全国どの企業でも同等のサービスを受けれそうですので、事業的にはかなり好感されるタイプでしょう。今までは大手だと産業医雇ったり、医務室用意したりと出来ましたが、これからはどの企業もクラウド的なサービスで導入できますね。
業績は思惑通りの順調さでしょうか？売上急成長を遂げて黒字化して上場となります。マザーズIPOらしい業績と言えるでしょう。
しかしながら期待されている事業なだけあってVCからの出資は結構あります。今回のIPOも売出株式比率96%とというほぼ売出IPOで、初期に投資していた層の一旦の出口上場です。さらに、まだまだVCや投資会社などの保有株が多数残りますので、ロックアップ解除後からの大きな売りに警戒となりそうです。
ストックオプションも全数行使可能期間でボリュームも大きいですね。
とはいえ、花形事業のマザーズ小型IPOで初値が厳しいそうなら、IPO崩壊ですので第一印象としては強気の参加姿勢で迎えたいと思います。後は3月28日上場は単独上場になる気がしないですし、同じ週は特に30日など混み合いそうですので、他のIPOとの比較も含めてBBスタンスを考えたいところです。
みずほ証券から行けるタイプのIPOと言えるでしょうか？みずほは「小売り系」「ヘルスケア系」のIPOの主幹事になることが非常に多い気がします。幹事団にはマネックス証券、楽天証券、松井証券といったネット平等抽選御三家が揃い踏み。申込みを忘れないようにしましょう。
メンタルヘルステクノロジーズ(9218)のIPO新規上場情報
初値予想もお願い致します。