2022年2月にマネックス証券がサービス開始、そしてauカブコム証券が3月にサービスを開始すると発表。一気に2社が「クレジットカードによる積立投信購入サービス」を始めることになり、この分野でのサービス競争が過熱しています。
現状での状況を少しまとめたいと思います。
【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ
まず大前提ですが、「クレジットカードによる積立投信購入サービス」の何が良いの?というところですが、クレジットカードで購入することでポイント還元が受けられるという部分ですね。投資して1%でも還元が受けられるには越したことはありません。今まで積立投信サービスを利用している人にとっても、購入経路を変えるだけで投資額に対して1%程度のバックが貰えるのであればやらないわけにはいけませんね。
さらには当方も紹介している「国内債券連動型インデックスファンド」であれば、かなりの低リスク低リターン(値動きが少ない)商品ですので、ポイント還元がパフォーマンス以上というのもあります。これなら積立投信を買って売ってするだけでポイントだけ手に入れる状態が作れる感じになります。私は2018年に楽天証券がサービスをスタートさせた当初から続けていますので、すでに15000P以上のポイント還元を受けています。
それが今現在では4社になるわけですから、ポイントゲットが加速しそうです。
折しも楽天証券還元率の改定に踏み切り、手数料の低い投資信託商品など0.5%の還元になる予定です。1%→0.5%と下がることにショックを受けていましたが、マネックス証券は1.1%、auカブコム証券は1%とクレカ払いでポイント還元されるので、ライバル社による代替サービス登場で、乗り換えという人も増えそうです。
【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ
詳細はまとめは上記ページで引き続き更新していきます。
ここでは現状の状態を少しまとめておきます。
2018年にスタートしてからずっと1%還元で、このサービスを使って口座数なども伸ばしてきたと言えます。しかし、ここに来て楽天経済圏の大改悪が続いており、このサービスにもメスが入りました。
変更点は支払い方法が楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュ決済の2つになります。合計して月に10万まで積立可能です。
- 楽天カード→手数料によって0.2% or 1%還元
- 楽天キャッシュ→0.5%還元(2022年中は1%予定)
今まで手数料が安い商品を買い付けていた場合は還元率改悪となります。しかしこのサービス変更を出した後に他社が1%程度の還元サービスを打ち出しているので、明らかに分が悪いことから見直しも出てくるかもしれません。
良い点としては月10万まで枠が生まれたことでしょうか?投資できる余裕がある人は、どうせなら還元を受けながら投資したいので枠が増えるのは嬉しいでしょう。
楽天証券に対抗するように出てきましたが、手数料無料のナンバーレスカードだと通常0.5%の還元です。0.5%をデフォルトみたいな形にしてしまったかもしれません。そのせいで楽天証券も0.5%ぐらいまで下げてもいいだろうと判断していたら残念ですね。
それでも大手証券会社と大手クレジットカード会社が組んで0.5%の還元を毎月してもらえるのはありがたいです。年間で3000Pたまります。
「マネックス証券 + マネックスカード」
なんと言っても今一番熱いでしょう。1.1%の還元率と1%を少しでも超えてきました。いつまでこの状態でサービスしてくれるかですね。年間で6,600P貯まります。マネックスカードは利用していないと年会費が取られますが、積立投信サービスを使っていれば大丈夫です。
スタート時にはキャンペーンがあってさらにポイント還元があります。SBI証券や楽天証券で今まで利用していた人もこちらのほうが還元率高いので乗り換え必至ですね。
マネックスカードはマネックス証券の口座がないと発行できないので注意が必要です。
「auカブコム証券 x au PAYカード」
auカブコム証券はauグループの特徴を活かしているのがポイントです。携帯回線がauやUQモバイルの方は還元率が特典があるうちは最大になりそうです。
還元ポイントはPontaポイントになりますが、au Payで利用できますので、最近は支払える場所が増えていて利用には困らないでしょう。
au経済圏もこうやって還元サービスを出すことで幅を広げてきました。なお、au PAYカードも完全手数料無料ではなくau系の回線が紐ついているか?1年間のうちに利用などの条件付きです。一応povo2.0の契約があってもOKですので、この際0円からトッピングできるpovo2.0で携帯回線の見直しをしてみても良いかもしれません。
またpontaポイントやau Payはあまり使ってなかった方も、こうなるとうまく使いこなさないとお得な還元に取り残される時代になりそうですね。
なお、au Payカードを作る時に少しでも得したいならポイントサイト経由が良いですね。
ハピタスあたりが便利です。紹介キャンペーンがありますのでポイントプレゼント分も加算できます。
【投資でポイント還元】積立投信でクレジットカード払い出来る証券会社xクレジットカードまとめ
最大ポイント還元で年間Pゲット数を計算すると
- 楽天証券 x 楽天カード → 1%+0.5%(9,000P)
- SBI証券 x 三井住友カード → 0.5%(3,000P)~2%(12,000P)
- マネックス証券 + マネックスカード → 1.1%(6,600P)
- auカブコム証券 x au PAYカード → 1%(6,000P)~5%(30,000P)
人によって適用できる分量が変わってくると思いますが最大で年間57,600P貯めることも出来ますね。控えめに4つ満たしても18,600Pぐらいは年間でゲットできるでしょう。
年間で18,600Pゲットできるのを少ないと見るか多いと見るかは人それぞれですが、個人的にはクレジットカード購入を通すだけでこれだけ貰えるなら是非やりたいなと思っています。ポイント還元きっかけでも投信購入をする人が増えるなら業界にとっても顧客にとってもWin-Winなサービスだと思います。これは是非、推進したいし盛り上がって欲しいですね。