松井証券のIPO取引ルールは、前受金不要で手軽に申し込めるものでしたが、申込状況やIPO地合いをみてペナルティを追加したと考えられます。

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手軽に申し込めるからって適用に申し込まないで、ちゃんと欲しいか考えて申し込めよ!」という合図に見えますね。

ペナルティは6ヶ月間抽選対象から除外です。

しかも該当ケースは3つで「購入申込みなし」「購入辞退」「購入申込時の余力なし」と結構厳し目です。当選や補欠当選した場合に、微妙だから申し込みせず無視したり、手続きを忘れていたなんてパターンも、そこから6ヶ月間チャンスがなくなります。

半年ペナルティは結構大きいと思いますので、今後は需要申告と当落確認はしっかりと欲しいIPOに絞りたいですね。私も過去のIPOで微妙だけど需要申告はして、補欠当選だから放置しておこうなんて事をやった記憶があるので、これからは微妙IPOも縁があったら購入まで付き合うつもりで申込みたいと思います。

松井証券

松井証券はIPOの申込み自体は手軽ですし、最近はIPO注力ぶりがありますのでIPO投資に置いて穴場ながら必須かなと思う証券会社です。

面白いのが注釈ですね。「ペナルティ中でも申込みはできるし、抽選対象除外でも当選もある」とのことです。恐らく大型案件で需要が多くなく全プレ状態のときにには恩赦で当選しますよということでしょうか?全プレ案件で儲かるIPOも少ないので「郵政IPO」レベルが来た場合ぐらいにありえる状況ですね。

Repertoire Genesis(9217)のIPO新規上場情報

現在はレパトアジェネシスが委託幹事として申し込める状態です。松井証券的には補欠当選を多量に用意すれば、ペナルティになりやすい人をあぶり出す事もできますから、このIPO地合いの悪い中、うまくルール変更したと考えているでしょう。

また、IPO地合いが悪く当選したのに購入しない質の悪い申込み層が増えて、しかも当選を寄与していた事に苛ついていたのかもしれません。私達もIPOなんでもありではなくしっかりと取捨選別できるようにIPO評価体制を強化したいですね。