ROCKET FUND(ロケットファンド)から事業投資型クラウドファンディングの2号案件が発表されています。事業計画の審査がかなり細かいので案件数が少ないため、出てくる時に見逃している人が多そうですね。2号案件ですので紹介したいと思います。
クラウドファンディングでも事業投資型クラウドファンディングは分類上少し他のサービスとは異なりますので、下記の違い記事を読んでみてください。
クラウドファンディングの分類とそれぞれの特徴、ソーシャルレンディングとの違いは?
株は買わないけど、事業に対して投資するイメージでしょうか?ですので、投資するなら事業の中身が興味のあるものかしっかりチェックしたいところです。
事業投資型(ファンド型)クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新
2号案件は「米寿温泉デイサービス運営事業ファンド」となっています。
キーワードになっている「五方よし」というのが見どころでしょうか?後継者不足に悩まされて廃業した米寿温泉を活用、デイサービス施設に転用して有効資源として活用しようとしています。
5方良しですが
米寿温泉をGoogleMapで調べてみると青森県上北郡にある廃業温泉というのが確認できると思います。施設が古いけどちゃんとした温泉銭湯だっただけにもったいない状況のようですね。
位置関係をみると約1~2kmのところにイオンモール下田があります。そして、よく見るとイオンモールの横に「下田温泉ゆ~らくえん」という温泉施設があります。
この状況を見る限りだと、この地域は温泉銭湯と呼ばれる施設がいっぱいあって「米寿温泉」は施設も古くなっていたし、イオンモールのすぐ横にスーパー銭湯があるぐらいですから利用者が減っていたことから閉業したと思われれます。
しかし、せっかくの温泉資源を活用できないのは勿体ないので「介護デイサービス」という付加価値を付けることで再生するというビジネスですね。
介護サービスなので自治体から「介護保険料」が貰えることで利用者は1割負担です。近年デイサービスがボコボコ建つような超高齢化社会ですので、閉業温泉を活用するというのは狙い目と言えそうです。
これは正直全国の田舎の方で似たような狙い目立地はありそうですね。ただ、リニューアル費用など掛かりますので、ビジネスにはリスクもあります。始めるにあたってROCKET FUND(ロケットファンド)が審査して入っているのが逆に頼もしく感じますね。
ROCKET FUND(ロケットファンド)の案件ページにはビジネス審査のポイントがかなり詳しく載っていて数の信憑性などがありますので、投資前には是非確認することをオススメします。案件自体は3年で目標利率5.27%(税引前)の投資案件です。
事業自体は銀行借入れでの資金調達もあって成立しても成立しなくても進めていくでしょう。ROCKET FUND(ロケットファンド)からの資金はリノベーション資金の一部を予定している模様です。