昨年度末からヤフオク!で起きていた出品者側トラブル(商品代金が回収できない)ですが、2ヶ月経って無事に商品代金回収まで進みましたので報告すると共に、トラブルの内容とそこからの動きについてまとめておきたいと思います。
金額としては1万円弱になります。ヤフオクでコツコツ出品している身としては結構大きなお金になりますので嬉しいですね。また、回収できないと思っていたので出来たことを金額以上に嬉しく思っています。トラブル対応をちゃんとすれば、正当な権利は取れたということで応援してくれた皆さんにもこの報告ができることが嬉しいです。
このサイトを見ている方は、株主優待をヤフオク!で出品している方も多いと思いますのでトラブルにならないように、この記事が注意喚起として役だてばと思います。
最終的に代金回収が出来てヤフオク!運営さんの対応もしっかりしてくれました。オークションなど個人間の取引ですので運営としては、基本当事者での解決が原則のようです。それでもプラットフォームとして、長きに渡り対応処理をしてくれました。運営に関しては文句なり不満なりが表に出やすいのがネット社会の常ですが、私として非常に信頼できるプラットフォームとしてヤフオク!を評価することになりました。
ヤフオク!で株主優待券を売るときの注意点!代金支払い後に落札者がキャンセルできる!?
起きたことに関しては上記ページにて一度報告していますが、最終的な動きまで再度紹介します。
【起きたこと】
- 某株主優待券を出品。すぐに即決価格で落札される。
- 取引メッセージで代金支払いまで進む(私はここまでみると安心してすぐに発送する)。普通郵便ポスト投函で発送。
- その後、到着報告のメッセージがなかなか来ないも放置(14日過ぎると自動入金が基本)
- しかし、特に連絡もなくいきなりキャンセル扱いに。落札者がヤフオクに申請したと思われる。
- 出品者の当方からビックリしてヤフオク運営に連絡
- 最初の対応は当事者でのトラブル解決を促される(同時にヤフオクでも落札者側の動きを観察)
- 当事者での解決を図るも連絡先不明など、対応が難しい状況になる(1ヶ月以上経過)
- 運営側にて「ガイドライン違反」を念頭に、間に入ってトラブル処理が始まる
- トラブル事案として認定され、「お見舞い」という形で出品者に補填が進む
- 無事にウォレット口座に落札金額が入金
ここまで落札日から約2ヶ月掛かりました。ウォレットへの入金は落札金額全額が認定されています。オークション手数料なども引かれませんでした。これは落札者側の状況なりによって金額や認定が変わるようですので、私と同じような状況になっても同じ結果になるとは限りません。
今回は、私の方でも落札者をできる限り調べ上げましたが、どうやらキャンセル逃げ(商品が届いているのにキャンセルして代金を支払わない)という行為を何回かしている素振りが確認できました。運営側からの観察でもそのような状況が確認できたから、こちらの主張の正当性が分かったのではないかと思います。
ガイドライン違反としてヤフオク!側が認定したということですので、おそらく落札者側のような行為をしている人は、結構な数でチェックされていると考えられます。真摯に対応しないと、アカウント停止であったり・オークション取引で得た金額や品物の没収などいろいろ対応されるみたいですので、連絡が来たらしっかりと素早く対応するというのが気持ちよく取引する上での大前提となりそうです。
今回のトラブルで重要な点がありました。
「普通郵便で送ると追跡サービスがなく、到着確認が出来ないので落札者のキャンセル申請が可能」
ヤフオクのオークション取引は原則、商品入金後落札者からのキャンセルは不可となっています。ただ、郵送サービスのトラブルによって実際に商品が届いていないという可能性は追跡サービスのない郵送方法を選んだ場合起きてしまうことで、この原則を覆して運営側がキャンセル対応をすることがあるそうです(このキャンセル対応の前に、出品者側にもう少し前フリ連絡欲しいところですが、今のところはなさそうですね)。
そのため、今回の対応の中でも「トラブルにならないようには追跡サービスのある郵送方法をなるべく使って欲しい」と何度か連絡を受けています。一方で小口取引が多いオークション取引ではなるべく安い郵送代金でないと、取引自体が難しいというのもヤフオク!としては理解していると思います。
そうでないと、もっと堂々と表に追跡サービスのない郵送方法を使うななど注意喚起がされるはずだと思いますが、便利に使ってもらうには安い郵送方法も許容しないといけない運営側としてのジレンマを抱えていそうです。
今回のトラブルを受けて、利用者が個人的に出来ることを最後にまとめておきます。
- とりあえず全商品で追跡サービスがある発送方法を考える方向にする(多少の郵送代はコストとして諦める)
- 商品代金が安すぎて流石に郵送代節約しないと取引が意味ないレベルのものは普通郵便も使う
- 普通郵便の場合は念のため、落札者の取引状況を確認(評価など)。また、住所などを保存しておく。スマホで投函時の動画を残しておくのが対応しやすく便利です。
- 3の対応を手間で面倒と考えるならトラブルが起きた場合は諦めるか、運営に対応依頼(まずは個人間のトラブル解決が原則ですので、やはり相手側の情報は残しておくべきき)。
こういった感じでしょうか?高額なものはやはりトラブルを未然に防ぐ郵送方法を使ったほうが無難です。送料が安いものでは「クリックポスト」が便利かもしれません。次点としてはやはり出品者側の行為としては落札者の評価などを確認する手間は入れたほうが良いですね。
今回は12月上旬ということで、非常にたくさんの株主優待を当方出品していてやや雑に扱っていたことを反省しております。また10年近くトラブルがなかったことで安心していたところがあるのかもしれません。
後は優待券の場合はあまり金額が高額にならないように、少し額面を抑えて出品したほうが良いかもしれませんね。優待券を例えば2万円分持っていて全部売りたい場合でも、一つの取引で一気に売ってしまおうとせず、少し面倒ですが5,000円分を4つに分けて出品でもいいと思います。これは手間も取引も増えるのであまり推奨とは言いづらいですが・・・。
いずれにしても「まずはトラブルが起きないように未然に防ぐ対応」「トラブルが起きたときのために対応処理がし易い環境」を作っておくのが良さそうです。普通郵便でも投函時に動画をとっておくのは簡単です。これをしておけばトラブル時に郵送事故でも、郵便局への連絡も出来ますし、コストをあまり掛けたくない人にとってはいい対策かと思います。
そしてトラブル対応は手間もかかって大変ですが、今回のようにちゃんと主張が認められたことはありがたく、個人的にもスッキリしました。ヤフオクをよく使う人にとっても、この報告は嬉しい報告になるのではと思っています。ちゃんとしていればヤフオク!は安心して取引できるという証明になったと思いますので、この記事を読んでスッキリして頂ければと思います。
お疲れ様です。
私は少額であっても必ず匿名配送を使います。
相手に個人情報を知られる事はないし、
トラブルもないです。
コスト負けする優待品は破棄してます。
解決までに要する費用と心労を考えると
普通郵便はリスクが高いです。
ヤフオク!などの個人間取引では匿名配送を必ず使うという方が、
トラブル対応コストが減って逆の意味でコスト削減という考えもできますね。
今回はたしかに解決までに要した時間や心労がありましたが、逆に解決して権利を得れたことで良い経験になりました。
とにかく誠実に取引するというのが大前提だなと思いましたね。
こんにちは
こちらは、金券ショップに普通郵便で送った時に、不着となりました。ある特定の郵便局内で紛失が多発しましたが、結局監視カメラを付けるとか言い訳されて終わりました。窃盗犯は逮捕されたかどうかも分かりません。
その後この金券ショップとも取引は止めました。
金券ショップ、日本郵便どちらが犯人なのかも確定しなかったためです。
簡易書留が無難ですね、分投げ安いものの場合は普通郵便もあり得ます。
オークションプラットフォームとしても追跡記録が必ず付くものの方を推奨しているみたいです。
しかしながら、郵送コストのことを考えるとオークション取引量が減ってしまうので、
大々的に普通郵便は禁止などとは行えないジレンマっぽいですね。
私も取引額によって郵送する方法は変えていこうと思うようになりました。
後はツイッターでどなたかが教えてくれた投函時に動画を取っておくというのは、自分でできる手軽な証拠対策になるのでオススメかと思います。
最近、アマゾンの配達でも置き配した写真を取って連絡していますね。
あれは、お客さんに便利なだけでなく配達員の証明に使われているんだなと思いました。