本日は5銘柄の公開価格決定という大事な日でしたが、一つぐらい上場中止になるかも？と思っていた人は多いかもしれません。その中でノイルイミューンバイオテックが上場中止となりました。バイオ銘柄がやられたということになりましたね。
ノイルイミューン・バイオテック(4893)のIPO新規上場情報
中止の理由としては「グローバルにおいて金融機関の破綻等の混乱」となっています。この理由からすると銀行銘柄の上場が一番影響を受けるはずですが、住信SBIネット銀行は昨年上場中止となって規模縮小の出直し戦なので意地でも上場したいという事になっています。
※住信SBIネット銀行は仮条件の下限で公開価格が決定しました。
5銘柄で明暗を分けていますが、いざ上場日のことを考えると更に難解ですね。
特に3月29日は「3度目の挑戦」「2度目の挑戦」「赤字バイオ」が3社同時上場という最大トピックにもなりそうな日でしたので、これで出直し2銘柄が上場する日となりました。
AnyMindにとっては他の銘柄がなくなったのは初値に対して希望が持てますが、住信SBIネット銀行は別に初値がどうとかでなくとりあえず上場を済ませたい感が強いです。特にプライムではなくスタンダード上場になっている時点で厳しそうな状況です。
3月の上場ラッシュの全てが初値プラスで終わるような事も考えられないので、うまく公募割れ銘柄を避けつつも出来る限りIPO初値売りでプラスになれるような攻め方を目指したいところです。