レオス・キャピタルワークス(7330)のブックビル期間が4/10 (月)に始まります。
上場延期から5年ぶりの登場となりますが、正直パッとしないですね。

仮条件は1,100~1,300円 (変動率:-21.4% ~-7.1% 超弱気 )です。
主幹事は大和証券+SBI証券。仮条件は上限でも想定価格届かずの超弱気です。

スケジュールです。

BB期間 開始: 2023/04/10 (月) ~ 終了: 2023/04/14 (金)
公募価格決定 2023/04/17 (月)
購入申込期間 開始: 2023/04/18 (火) ~ 終了: 2023/04/21 (金)
上場予定日 2023/04/25 (火)

・初値予想、BBスタンスを更新しました。
レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO新規上場情報

正直レオスさんの発信力が強いというのは声が大きいということにも繋がりますので、どうしても想定価格とか高く出てしまって、その後、実情を測って仮条件出そうとすると下げないとどうにもならないという売り捌く側の小さな声が出てきている気がします。発行会社は張り切っているのでしょうがIPOで高値で売るだけが上場の目的になってないか再認識して欲しいですね。

公募組の視点で見れば、仮条件引き下げで公開価格に買い得感があるかどうかですが、「ひふみ投信」のパフォーマンス自体が2018年をピークに5年経って何かいい情報も流れなくなったのは残念なところです。期待感からの買いは少ないと見ておくと、初値パフォーマンスも厳しいと思っておいたほうが良いでしょう。結果的に微妙なIPOという判断になります。

私の一発目の初値予想は1,350円(想定価格比: -50円/-3.6%)としました。

BBスタンスはC評価。初値予想はプラスにしていますが、直前の上場の楽天銀行も含めて2連続で微妙銘柄の登場という判断です。どちらかが公募割れがあってもおかしくないレベルだと見ています。楽天銀行のほうがまだプライム上場ですし、銀行業自体の業績は悪くない事を考えると、投資運用業のレオスのほうが先々の不安も大きいですね。不安も大きいということは可能性もあるということの裏返しにはなりますが、IPOのBBスタンスという評価では正直かなり評価を落としたい気持ちです。

2018年上場時のほうがまだ話題性が高かった気がするのですが、現状では「ひふみ投信」のパーフォーマンスも苦しい中、注目度は下がっている中の登場。IPOのこと初値に関しては「人気投票」の部分が強いと考えると、仮条件も引き下げて苦しそうな部分だけが助長されているのはしんどいですね。

レオス・キャピタルワークス(7330)のIPO新規上場情報
↑是非、みなさんの初値予想も投票してください!
ピタリ賞でAmazonギフト券が当たります。