明日はエキサイトホールディングス(5571)の上場日です。前日のジェノバが値付かずということで、同時上場と同じ形になってしまいました。再上場案件とみられるこちらは注目度の点で不利になりそうです。

エキサイトホールディングス(5571)のIPO新規上場情報

上場日の参考情報です。

・気配更新
上限値段:3,085円 気配更新:更新値幅67円、更新時間10分
下限値段:1,005円 気配更新:通常の更新値幅・更新時間(3分)

・注文受付価格の範囲 :335円~5,360円

それでは初値予想です(公募価格:1,340円)
1,600円(公募比: +260円/+19.4%)
読者予想平均値:1,895円 | 中央値:1,798円 | 補正値:1,895円

主幹事の引受価格:1,232.80円

直前予想はBB時から少しだけ引き下げて1,600円としました。ジェノバ2日目による注目度分散の分割り引いた形です。もしかするともうちょっと意外安レベルで安値スタートもあるかと今の雰囲気では感じています。というものIPOは注目度の点で強弱が強く出る時は、結構注目度で劣る銘柄は厳しくなります。

やはり再上場案件は昔からIPOでは不人気です。今回のIPOは公募組にはかなり頑張ったスペック(売出なし)での上場となっていますが、その分、売りたい株が残ってしまっていることになり上場後の売り圧を感じます。そこからセカンダリーの買いが入りにくい、結局初値も安値からスタートせざる負えないという状況になりやすそうですね。

ispaceやジェノバに関心が言っている状態では、再上場案件に目が向かないというのは当然の思惑でしょう。4日連続上場の2日目にして、少し風向きの変化が出てきそうな日とも感じます。

https://note.com/96fun

noteの黒澤アカウントではセカンダリー戦略に関しても書いています。

2023年から一先ずは全銘柄の個別セカンダリー記事を書ききって、いい情報を届けられる体制を整えたいと思っています。しかしながら予想していた初値よりも急騰したり、全く人気なかったりがありますので、その場合の判断は前日ではなかなか紹介が難しいのが難点となっています。

セカンダリーにいつも参戦するという人もそれほど多くないでしょうから、需要の面でも観察中です。セカンダリー戦略を毎回書くことで、私の頭の中の整理されるのでいいですが、需要と供給のバランスを考えると、もう少し読み物感覚でセカンダリーに参加しない人も参考に読んでもらえるようなものを目指したいですね。

黒澤が保有している全証券会社の特徴と感想を随時更新

IPOでプライマリーもセカンダリーも楽しめるようになれば市場も活性して良い循環になればと思いますので、当面頑張って更新したいと思います。