ゴールデンウィークが明けて早速6月IPOの新規承認が出てきました!
もう6月中旬のIPOになりますので、ここから新規承認ラッシュとなるでしょうか?
DX支援系となっていますが、そのDXにAIが入っていることで注目ですね。出資元にはGoogleの名前もあります。それだけでも話題となりそうです。「ABEJA」はスペイン語で蜜蜂とのこと、ロゴもどこか蜂の巣のようなハミカム柄ですね。
想定価格は1,390円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで19.9億円で、東証グロース上場の中型IPOです。
事業内容はDX支援で「ABEJA PLATFORM」という一気通貫でDX実行支援が可能なプラットフォームを保有。
立ち上げのトランスフォーメーション領域から、運用のオペレーション領域まで行います。まさに流行りのビジネスモデルですね。プラットフォームでは特にデータ収集や加工、AIモデリングを得意としており、AIによって属性推定や異常検知などを行えるようです。
今まで人手で行っていたいろいろな領域で、徐々にAIの手を借りて完全にAIに移行していくというスタイルのようです。
どんどん人手負担だったものが、AI負担に切り替わっていくという導入したもん勝ちという構図は正にこれからAIが人の仕事を奪っていく様子のようです。
様々分野での具体例が上げられており、かなりの分野で有効活用されていますね。特に小売業でカメラなどの設置による人流データ、購買データの活用など、明らかに分かりやすいデータなど出るのでしょう。もう人の勘でやるよりもAIが入った機械に任せて動いたほうがビジネスで勝つには仕方のない部分になるのかも知れません。
業績です。売上は直近でかなりの成長力を見せており、利益も黒転から一気に伸びそうなところでの上場。グロース銘柄では一番人気のあるタイプのIPOになりそうです。
主幹事野村證券でしっかりしており、規模は中規模レベルですがAI系で成長力高そう。株主構成を見ても大手企業や先進技術に強そうな会社(グーグルなど)が出資しているのを見ても期待度の高さが伺えます。
5月IPOは結局1件もなく渇望感のある状況で、6月IPO新規承認一発目から超期待銘柄の登場と言っても良いでしょう。6月も銘柄数が増えそうで、全部揃ってから詳しいBBスタンスと行きたいですが、第一印象では初値高騰期待のIPOとなりそうです。
初値予想もお願い致します。