2023年の5月17日に久しぶりに日経平均株価が節目の3万円を超えました。ニュース的には1年8ヶ月ぶりになるそうです。
3万円を突破して思い出したのが、前回突破時にマネックス証券が記念キャンペーンを行っていてTシャツプレゼントなど、コロナ禍でも株価は好調だったのを思い出します。
日経平均株価を20年のスパンでチャートを眺めてみると、この20年普通に右肩上がりのチャートを描いており紆余曲折がありながらも結局、投資をちゃんとしているものが勝ちという構図が見て取れます。
リーマンショックなどありましたが、どの地点で入っていても結局今が高いような状況ですね。
このところの相場も、どことなくイージーモードという人も多いのではないでしょうか?2023年のIPO戦線も過去に比べると「地合い好調」の文字が並ぶような結果でした。
そのIPO戦線は6月から再び始まります。
【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに
今のところ新規承認は2銘柄ですが、例年6月は中旬から月末にかけて同時上場も増えてラッシュになり易い時期です。10件以上は恐らくこの後出てくるのではないか?と思います。
IPOをまず公募で手に入れるには当選確率を上げるために、多くの証券口座を用意しておくのが基本です。ちょうどGWが明けて時間がある時にこういった口座の用意など準備作業をしておくと良いでしょう。
また、6月のIPOでのニュートピックといえば6月26日以降の上場銘柄から課せられる新たな市場規制です。
一言で言えば「上場日当日の成行での売り買い注文が終日出せません」。
今までIPOの上場日当日の板を見ていても成行注文は結構たくさん出ていたので、変更初期は少し影響が高いと見ています。
- 朝一で成売りで初値売りしようと注文を出していた相場見れない勢の動向
- セカンダリーで初値買い勢の成行買いが、どの位置で指値買いするかの動向
売り買い両面で影響がありますね。どちらかというとセカンダリー参加勢は成売と指値の違いとその約定の仕組みなどは把握しているでしょうから、とにかく初値で売りたいと適当に成り売りしていた層がどこに注文を出すかでしょうかね?
とりあえず「公募価格と同値」あたりで注文出しておいて、確実に上昇した時に売れるなど変える人が多そうですが、当日成行売りが出せないことに気づいて、良くわからず放置して売り注文が出ないなどちょっとしたハプニングもあるかも知れません。
始まってみないと分からない市場規制ですが、影響度を読み取れば何かセカンダリー戦略を生み出せるかも知れませんね。
今年から始めたnoteでのセカンダリー戦略記事に関してもありがたいことにたくさんの方に読んで貰っていますが、最近、これをきっかけにさらに過去のセカンダリーデータの解析を進めるようになりました。
結構、大掛かりなデータ検証を始めているので、今まで見えてなかった戦略も生み出せないか?チェックしています。出せるか出せないかは、まずは自分で戦略を実行して概ね良い結果ならセカンダリー記事でも登場させるかも知れません。
何分、低価格で読み物レベルな内容も含めて出していますので、「これは!」という内容は自分がしっかりと利益を出してからの提供になるかも知れませんが、それまで末永くお付き合い頂ければと思います。