IPOも少し落ち着いたので他の投資先の情報を少しまとめているのですが、その中で特に需要に供給が追いついていない現状なのが不動産投資型クラウドファンディングになります。
不動産投資型クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新
上記ページにて15を超える不動産投資型クラウドファンディングサービスを一覧にして紹介していますが、このどの業者の状況を見ても案件は先着順ならすぐに満口、抽選式の場合でも高い倍率をくぐり抜けないと投資すら出来ないというものが多いです。
大小色々なところが不動産投資型クラウドファンディングサービスを始めていて、しのぎを削っているように見えますが基本的にこのサービス業態のメリットである「高利回りだけど安心感がある」投資先として大人気で複数のサービスに参加しておいて、投資できたらラッキー状態が多いですね。
不動産投資型クラウドファンディングのメリット
不動産投資型クラウドファンディングのメリットとして良く挙げられるのが、他の投資との比較表です。業者の一つであるTOMOTAQU(トモタク)さんのページに分かりやすい表がありましたので紹介します。
預貯金では全く増えない世の中、少しでも余ったお金を投資に回して増やしたい、でも株式やFXなどの取引ではリスクが高い、不動産投資は安全性と収益性の両面で高いのは認めるものの、大きな資金がいるなどの問題を解決したのが不動産投資型クラウドファンディングです。小口にすることで利用しやすく、不動産投資に関われるということで盛り上がっています。
業者側から見ても、今まで投資できなかった層が参加してくれることで資金が集まりやすく需要は高いです。そのため案件の安定供給の方が問題の状況になっています。業者は多いですが、どこも案件をたくさん出せるわけではありません。
当然、メリットがあればデメリットが他の投資方法と比べてあるのですが、それを全部見ても今多くの方が求めている投資方法だというのが人気ぶりを見ても分かります。
殆どの業者さんで行われている不動産投資型クラウドファンディングの安心への取り組み
不動産投資型クラウドファンディングは元本保証の投資先ではありません。しかしリスクを理解した上で、殆どの業者さんが以下の取組を行っています。
- 優先劣後システム
出資者は出資総額のうち優先投資として出資、残りを業者側が劣後出資として扱っています(案件に割合は記載してある)。これによってもし、不動産価値の下落によって償還価値が落ちた場合も劣後出資をしている業者側から負担という仕組みです。
現状、多くの案件で元本が目ビリすることなく償還を迎えているものばかりですが、もしもの時の備えです。
・居住案件系はマスターリース(サブリース)契約
・信託銀行への分別管理
不動産投資は物件の価値がありますので、比較的安全性の高い投資先というイメージを持っている方は多いでしょう。逆に言うと不動産投資に少しもポートフォリオを組んでない方は、現金の価値が落ちているインフレの世の中ではいつの間にか資産価値が下がっているとも言えます。投資しないほうがリスクが高いという状況も十分ありえますね。
クラウドファンディングの中でも、不動産投資型クラウドファンディングは今まで不動産は一般人には金額が大きすぎて手を付けられなかったという部分を改善していますので、非常にハマったと言えるでしょう。今後もさらなる人気が付くことになりそうで、業者さんもたくさん参入していますが、それぞれの特徴を比較しながら投資できるタイミングを逃さないようにしたいところです。
不動産投資型クラウドファンディング取扱い事業者の特徴と感想を随時更新
投資先がなくて放ったらかしにしている預貯金が多い方には特にオススメしたい投資先ですね。