本日よりインバウンドプラットフォーム(5587)のブックビル期間がスタートしています。株式市場にはお盆休みはなくカレンダー通りですので見逃さないように注意したいですね。
インバウンドプラットフォーム(5587)のIPO新規上場情報
早速、忘れないように申し込みをしようとすると楽天証券でいつもとは違う状況でした。
いつもは申込みの上限が100株が続いていたのですが、今回は上限600株となっています。特に楽天証券に割当枚数が多い銘柄ではないのですが、中途半端に600株上限と不可思議な変更点です。
なお、楽天証券のIPO抽選ルールでは1単元ごとに1つの番号となっているので複数単元申し込むと抽選券がそれだけ増えると考えればいいでしょう。申し込める方は申込数を増やせば当選確率が上がりますが、この銘柄はSBI証券主幹事ですので、どちらかというとSBI証券に資金を割り振って申し込んだほうが当選確率は高いとは思っています。
それにしてもいきなり普通のIPOで上限を変えてくるのは楽天証券の中の人の意図が読み取れませんね。上限が複数単元で楽天証券で話題となったIPOといえば、4月に上場した楽天銀行になります。
結果的に1枚あたり4.5万円ぐらいのプラスになったので、ゲットできた方は非常にラッキーだったのですが当時の配分状況が日本証券業協会からまとめられて報告されています。
結果的に全数を抽選に回していて5万枚超ありました。一人あたりの平均単元数が4.3と出ているので、概ね楽天銀行のIPOで一人20万ぐらい得するチャンスがあったことになります。
楽天証券での楽天銀行の配分分布です。11,804人の方が楽天証券で楽天銀行のIPOを手に入れたことになりますが、殆どの方が実は100株なんですね。とはいっても50単位以上手に入れている人は130人近く、なんと500単位以上手に入れている人は11人です。500単位だと初値で一気に2000万ゲットになりますね。
楽天銀行のIPOは異次元の結果になりましたが、結果はたまたま初値プラスになったもののもしかしたら公募割れで、大損害の可能性もありました。今後も楽天証券で複数単元申し込めるIPOが出てくることも多いでしょうが、皆さんの出来る範囲で複数単元申し込む方が儲かる可能性は高いと言えるかも知れませんね。
楽天証券のIPO抽選は抽選方法まで紹介しているレベルで平等です。IPO投資のほか、いろいろな戦略で使えますのでオススメの証券会社ですね。SBI証券のライバル関係ですのでSBI証券の主幹事IPOだから仕掛けてきたのかも知れません。