Ｄ＆Ｍカンパニー(189A)のＢＢスタンスと初値予想

Ｄ＆Ｍカンパニー(189A)のブックビル期間が5/27 (月)に始まります。
2024年6月のIPOはそれなりの数になりましたが、少しラッシュとは時期がづれてラッキーでしょうか？

仮条件は950～1,000円 (変動率：-5.0% ～0.0% 中立 )です。主幹事は大和証券です。
仮条件の上下20％超えの可能性の言及はありません。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒Ｄ＆Ｍカンパニー(189A)のIPO新規上場情報

医療機関向けの経営コンサルということで、現在は機器や人材なども含めて対応しているようですが、初期の頃から事業として行っているファクタリングによる資金繰りサポートがメインです。病院経営も大変なところがあるようで、このような会社が入って「お金」の面は助けるという需要は高そうです。しかしながら、それ以上でもそれ以下でもないという感じで微妙な業種ですね。

IPOスペック的には吸収規模も小さく、公募株が多く、既存株主へのロックアップも強めです。一応は公募組のメリットがある状態での募集になりそうで、それなりの人気になりそうです。しかし成長性を買われて上場後人気になるタイプとも感じないので今のIPOに波が来てない状態ではつまらない動きになりそうという予感です。

私の一発目の初値予想は1,300円（想定価格比: +300円/+30.0%）としました。

BBスタンスはB評価。初値予想は1～1.5倍程度ということで1,300円としました。VCのロックアップが1.5倍で解除と定番の数字で目立ちますが、そもそもVC保有の割合がそれほど多く事ないから1.5倍目安という感じでもありません。同様にストック・オプションの枚数も少ないので売り圧はあるものの小さそうです。

事前予想的には「ほどほどに」というIPOなのですが、1つ前にはアストロスケールという注目IPOが登場します。その流れを受けてのIPOになりますのでガラッと雰囲気が変わっていたり、こういった閑散になりそうな銘柄を穴場的に狙うなんて可能性もあります。IPOは予想外の事が起きるから面白い部分もありますので、銘柄が程々でも何かチャンスがあるかもと考えたいですね。

とりあえずBBスタンスは積極参加で良さそうです。枚数は少ないもののネット証券のSBI証券や松井証券への配分もそこそこ多いので、忘れずに申し込むことが重要でしょう。

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