ライスカレー(195A)の初値結果です。初値は大方のコンセンサス1,800円にも到達せず微増スタートとなりました。多くの方の興味の無さが出てしまって、初日の動きも残念な動きとなっています。安値では公開価格割れですね。
初値売りでプラス1.4万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
【ライスカレー(195A)】（公募価格1,420円）
初値：1,560円（公募比: +140円/+9.9%）
高値：1,608円
安値：1,401円
終値：1,428円
出来高：2,745,900株（公募売出総計：706,100株）
初値は1,560円。公募割れはなさそうな銘柄ということでB級評価にしましたが、ここまで人気ないとは残念です。こうなってしまうと、似たようなマーケティング会社やらコンサル会社は軒並みIPOするのが厳しくなってきますね。ここ最近はVCなどのロックアップ解除1.5倍（今回は2,130円）が意識されやすい銘柄は、ロックアップのターゲットまで、全く行きそうにもない初値から尻窄みになっていく銘柄がかなり多いですね。
少し前はセカンダリー戦略として、ロックアップ手前までは買いやすい水準として攻める手法もありましたが、地合いや環境をみて戦略はしっかり変えていかないといけないですね。それにしても、今回は初値などで買ったセカンダリー勢もまた沈んでいますが、初値で売らなかった公募組も初日からマイナス圏を経験しています。
IPOも地合いが悪いと、さすがグロース株ということで簡単にマイナス圏に行ってしまうのは残念です。高騰すれば大きなリターンが貰えるわけですから、IPOは本来はハイリスク・ハイリターンというのを意識して上手に立ち回りたいですね。
主幹事みずほ証券の案件でした。既存株主のVCがみずほ系、GMO系というのはどうも気になりますね。上場時にうまく価値高そうに見せているのではないか？と勘ぐってしまいます。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
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今回はピタリ賞がでませんでした。
大方の予想が1,800円だったところに1,560円の初値結果はやはり初値が上がる条件のセカンダリーの初値買いが非常に少なくなっているのが感じ取られます。それもそのはず、ここ最近は上場後下げるIPOばかりで、しかも売出の多いイグジットの強いIPOが続き過ぎています。そろそろセカンダリー勢に恩恵のあるIPOが出てこないと良い循環にはならなさそうですね。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。