Faber Company(220A)の初値結果です。初値は1,190円と結局微増でのスタート。ここ数日の7月IPOの結果を見ていると良いときのIPOラリーが起きませんね。しかしながら、とりあえず初値公募割れ銘柄は出ていないので良しとすべきなのかもしれません。
初値売りでプラス1.9万円です。公募当選者の方、おめでとうございます。
⇒Faber Company(220A)のIPO新規上場情報
【Faber Company(220A)】(公募価格1,000円)
初値:1,190円(公募比: +190円/+19.0%)
高値:1,388円
安値:1,082円
終値:1,162円
出来高:8,184,800株(公募売出総計:1,071,400株)
初値は1,190円でした。当方BBスタンス時の初値予想でこういった結果になる可能性も感じながら、読者様に異常とも感じ取られる高値予想をしてしまい、少し惑われた方も多いかもしれません。今回の銘柄を経験に振り返ってみると、過去にもネットマーケティング系でB評価で公募割れ銘柄が出ているなど、どうも過去のアドテク系、ネットマーケティング系が調子良かった頃の感覚が残りすぎている気がします。
長くやっていることによる感覚の弊害と、せっかく過去に同じようなことをしているのに学んでないなぁと素直に反省しています。今後の初値予想に活かせればよいのですが、昔の経験が抜けているか?というのはなかなか自分の感覚では気づきにくいかもしれませんね。反省しているつもりで、今後も似たような予想の失敗を繰り返しをしていたらご容赦ください。
とは言え、長年ブログで初値予想を独自で一値で続けているというのは他にはないと思いますので、その特徴が皆さんの役に立つように精進できればと思います。
初日の動きですが出来高は公募売出総計を7回転以上しており、また値動きも上下に激しかったのでうまく取引した人はセカンダリーで値幅が取れていると思います。しかしながら初日の大まかな流れとしては、初値より終値が下げているように芳しくない結果と言えそうです。明日以降も7月の直近IPOと合わせて多少は見直し相場で注目されるタイミングもあるでしょう。
SBI証券主幹事銘柄でしたのでIPOチャレンジポイント利用のポイント価値換算もしておきます。
「220P、100株」当選として19,000÷220≒86円です。1Pが100円割れということで少し寂しい結果ですが、ポイントがお金になっただけでも今のポイントインフレ事情では良しなのかもしれません。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
初値結果はチャートなどを載せてまとめて記事にしたいので速報は遅いですが、
黒澤のX(旧ツイッター)では初値速報を流しています。
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今回はピタリ賞がでませんでした。
読者予想はSBI証券主幹事の場合はやや高めに出ます。補正値と中央値・平均値の差が大きく乖離している場合は、異常な楽観予想が多いということですので、そのあたりも参考になるかもしれません。
皆さんの初値予想が役に立っています。引き続き、初値予想をお願い致します。
SBI主幹事で高めに出るのは「売りたい強気」勢がつり上げ狙いで高値に投票しているからでしょう。
ちなみに補正値というのはどうやって算出しているのでしょうか?
SBI証券主幹事のIPOはいつも平均が高くですので、この現象は分かりやすいです。
補正値は様々なファクターに係数をかけて補正しています。ただ、仕組みは企業秘密で、状況を見て変更もしています。