10月はIPO祭りになりそうです。プライム上場銘柄がでてきました。10月1日からすでに6銘柄が新規承認、スピンオフあり、名証、札証ありで、この後、超大型IPOも待っています。

インターメスティック(262A)のIPO新規上場情報

有名な眼鏡メーカーZoffの登場です。すでに上場しているJINSのライバルとして認識している人が多いでしょう。ようやく上場かという人も多そうですね。上場企業として眼鏡業界のライバルが戦うほうが利用者にとっては好都合かもしれません。

想定価格は1,480円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで182億円で、東証プライム上場の大型IPOです。

吸収金額200億弱、時価総額で450億程度になりそうです。目論見書をサラッと見てみましょう。

2001年に1号店がオープン。そこから店舗数を伸ばしており現在は店舗数が300店舗ほどとなっています。ショッピングモールに行くとJINSかZoffが大抵入っているイメージがありますね。最近ではヌートバー選手のCMがありましたが、上記に載っている「キービジュアル」というものは普段メガネをしない私でも記憶があります。

ラインナップの紹介です。Zoff SMARTがメインで手軽で高品質ブランドのイメージもあり、さらにファッション性ならJINSより上といった感覚でしょうか?メガネをしている人が、昔は高級眼鏡じゃないと付けれたものじゃなかったとこから、ファストファッションメガネとして開拓したのが「JINSとZoff」でしょう。JINSに飽きた人がZoffに移行というのも良く聞きます。あとZoffの方がファッション性が高いでしょうか?

目論見書の見出しにシェアも載っていました。売上高で見ると眼鏡業界は「1位メガネトップ(眼鏡市場)、2位ジンズ、3位パリミキ、4位Zoff」になるようですね。アピールポイントとしてはやはりミドルクラスの眼鏡メーカーが好調で、縮小感もある眼鏡業界で伸びているというところでしょう。

改めて強みに関して書かれています。私はメガネにあまり縁がないので理解してないですが、サングラスは必須の人間なのでZoffのサングラスは普通に価格もデザインも納得のものを売っている印象です。

業績を見ておきましょう。成長性には少し乏しい状況も安定的な業績は残しています。知名度の高い眼鏡メーカーで、やはり上場銘柄ではJINSが意識されそうです。JINSの株価を見ると、こちらのZoff(インターメスティック)が安く感じるところもあります。上場をきっかけにJINS→Zoffの加速感が増すかも知れませんね。

それともようやく土俵に上ってきたことで、ここからは真っ向勝負でしょうか?株主優待など株主還元策にも期待です。

SMBC日興証券主幹事案件(野村證券との共同)です。それにしても東京メトロやキオクシアの上場観測記事が出てから、ずいぶんとたくさんの銘柄がその前に上場をと駆け込んでいる印象があります。

1枚あたりサングラス1本分ぐらいの利益になれば、上場記念に一つぐらい買いに行ってもよいですね(もちろん利益が出ればですが)。

インターメスティック(262A)のIPO新規上場情報

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