Hmcommは「えいちえむこむ」と読むようです。ハムコムみたいな読み方で韓国系の企業っぽいかんじかと最初思いました。これで10月IPOは現在10銘柄が上場予定の大所帯となっています。

Hmcomm(265A)のIPO新規上場情報

音声認識処理や異音検知のAIソリューション業です。昔はAI系事業やっているだけで成長性期待で見られていましたが、今は少し落ち着いていますね。まだ人気ではあります。

想定価格は850円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで8.9億円で、東証グロース上場の小型IPOです。

なんと引受証券が主幹事のSMBC日興証券だけとなっています。

Hmcommに申込みたい方はすぐさまSMBC日興証券の準備をしましょう!

社名の由来を紹介します。「Human x Machine x Communication」のそれぞれ頭文字などを組み合わせてエイチエムコムとしたようです。人間と機械を組み合わせてコミュニケーション系をエンハンスする感じでしょうか?

事業の特徴としては、AIでも音に着目している部分です。AIには文字処理とか画像処理系が活用されているサービスで多いですが、ここは音に特化して上質な音声認識サービスなどの提供を目指しています。特化することで、その分野では有名なポジションを確立しているようです。

プロダクトも見ておきましょう。音声を自動でテキスト化して表示したり、そこから回答を出すなどコールセンター向けサービス「Voice Contact」、AIが回答までしてしまう「Terry」がコンタクトセンターで有名なサービス。

さらに会議の議事録自動作成や異音検知によって工場や機械の故障検知などの監視システムなども用意しています。

活用されている分野は様々。もっとも多いのはコールセンター系サービス。面接サービス系でも多く利用されています。異音検知は「インフラ系」「畜産」などでも使われるようですね。なるほど、先日は馬の出産時期などもAIで感知するサービスなど拝見しました。動物の細かい動きなど、AIの方が監視が効きますね。

まさに人にとって代わりAIが得意とする部分はAIに任せようというサービスです。導入メリットが非常に分かりやすいなぁと感じました。

業績です。売上は成長率は低めもしっかり伸びています。利益は数期前に黒字化してからやや踊り場状態でしょうか?AI系企業はこの会社なら9~10期あたりの業績の時に上場して、これから伸びるという期待をさせて赤字でも上場しちゃう銘柄が多い中、ここは黒字を続けての上場です。

まだまだこれから普及する見込みのあるサービスですし、上記レベルの業績を残してから上場してくれたほうが参加しやすい印象はありますね。

最初にも書きましたが、Hmcommの幹事はSMBC日興証券1社になります。申込みたい方はすぐさまSMBC日興証券の準備をしましょう!

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