リガク・ホールディングス(268A)のブックビル期間が10/10 (木)に始まります。
大型IPOが続く中、いきなりそれほど知名度が高くない大型IPOということで困惑の方が多そうです。
仮条件は1,230~1,260円 (変動率:0.0% ~+2.4% やや強気 )です。
主幹事は野村證券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の共同主幹事です。仮条件は30円幅でやや上振れ。
しかし、公開価格が仮条件の上下20%超えまで可能性ありで984~1,512円となります。
こんなに幅付けられると、仮条件の意味を感じないのは私だけでしょうか?
BB期間 | 開始: 2024/10/10 (木) ~ 終了: 2024/10/16 (水) |
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公募価格決定 | 2024/10/17 (木) |
購入申込期間 | 開始: 2024/10/18 (金) ~ 終了: 2024/10/23 (水) |
上場予定日 | 2024/10/25 (金) |
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒リガク・ホールディングス(268A)のIPO新規上場情報
典型的なイグジットIPOで、しかもかなり大型です。これだけのIPOを東京メトロなどプライム上場が他に2銘柄もある中、最後に上場します。売り捌くのが大変そうというのが最初の印象です。さらに事業内容がX線装置ということで、技術力はあるのかもしれませんが、一般的には分かりにくく広く売るのには苦慮しそうです。
機関投資家頼みで買い取ってもらうという感じなのかもしれませんが、そうであれば上場前に買うところは買うでしょうから、上場時に買い手が見つかりません。需給面で見ると初値は相当苦しいと感じざる負えません。
私の一発目の初値予想は1,230円(想定価格比: 0円/0.0%)としました。
BBスタンスはD評価。初値予想は一先ず売出想定価格の1,230円としましたが、条件の幅が広く売出価格が決定しないと予想できないですね。気持ち的には初値は同値かマイナスという予想で、それをもってD評価としています。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
ポジティブなデータを出すとすると2022年の市場再編以降プライム市場への上場銘柄は全て初値プラスで、以降の株価も順調です。プライム神話という言葉が出てくるぐらい良いデータですが、まだまだ3年程度で件数も少なく、あっさりと神話は崩れ去る可能性はありますね。
当方もプライム上場銘柄にCではなく初めてD評価を付けました。それぐらい評価できるポイントを感じない銘柄ですので、これがプラススタートなら本当に神話的というか伝説的だなぁと感じます。
なお、公募割れとなった場合もプライム上場であれば、指数組入買いなどの需要はあると思いますので、セカンダリーでそういったのを狙う作戦が活きる可能性はありますね。
⇒リガク・ホールディングス(268A)のIPO新規上場情報
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