ビジュアル系に特化したコンテンツマーケティング会社の上場です。AIの画像解析やコンテンツの自動収集など進んでおり、素早い対応でサービス化しているところの勢いを感じます。

visumo(303A)のIPO新規上場情報

社名の「visumo(ビジュモ)」という名前でサービス展開しています。簡単にビジュアルマーケティングが行えるのが特徴。

想定価格は750円。主幹事は大和証券です。
吸収金額が想定価格ベースで5.76億円で、東証グロース上場の小型IPOです。

幹事証券は大和証券とSBI証券の2社構成です。

まずはvisumoの説明です。UGC(User Generated Content)を簡単に収集して、ワンタグで綺麗なビジュアルデータを他のサービスに連携できたりします。海外を中心にサービスが流行っていたけど、日本で導入するに当たって低価格でサービス提供するために自社開発しているようです。

インスタグラムが流行りだした頃から必要とされているサービスで、最近はAIの力でより低価格で強力になっている気がします。

visumoの機能概要です。SNSから画像・動画を集めたり、スタッフが撮った写真を集めてコンテンツをCMSの形で管理。管理しやすくすることでユーザーなどに提案や提供する時にワンタグで簡単になります。例えば秋服とか何色の服なんて探すと、それに適した画像や動画が出やすくなるんでしょうかね?

もう少し詳しく機能を見ていきましょう。

CMS機能を入れることによって、各ビジュアルデータの分析が可能になります。そのコンテンツから売上が上がっているのかを計測することで、ビジュアルマーケティングに使えますね。

もともとは画像が多かったようですが、最近は動画解析にも力を入れています。特にアーカイブ化、軽量化することで、ユーザーに手短に効果のあるマーケティングが可能です。

最新の機能がAIやパーソナライズによるレコメンド表示です。関連画像や動画などで広告手法に使えそうですね。ネットでこういう機能があると見てるだけでも楽しくなります。どんどんネットショッピングの活用が増えそうなので導入が増えそうです。

導入企業の業種は「アパレル」がトップ、食品・家具・美容系と続きます。画像や映像がマーケティングに必要となる業種で重宝されそうです。

状況が良いからか目論見書の見出しにKPIを掲載。KPIとしている指標でしっかりと伸びそうという表現がビジュアル的にされてますね(笑)

業績です。売上の伸びが良く、こちらもビジュアルが良いですね(笑)。事業にも新規性を感じ、結果も出ていることから人気が出そうです。しかし想定価格はある程度織り込んでいるように見えるので、12月の上場ラッシュで分散されると通常時よりは若干控えめの伸びの初値かも知れません。

それでも特に気になるデメリットもなく、とりあえず申し込んでおけ!銘柄という第一印象でしょうか?

visumo(303A)のIPO新規上場情報

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