11月の終盤IPOの登場です。中止になった銘柄を除外すると5件目のIPOになります。服飾小売ブランド系ですが業績の伸びがすごいですね。
事業内容は衣料繊維、装飾雑貨となっていますが、ストリートカルチャーを売っているような感じですね。創業者はクリエイティブディレクターとして活躍しているNIGOさんです。トレンドを作れる敏腕だと思うのですが、ファッションに疎い層からするとちょっと分からないです(涙)
想定価格は2,920円。主幹事は野村證券とみずほ証券の共同主幹事です。
吸収金額が想定価格ベースで190億円で、東証グロース上場のやや大型IPOです。
服飾ブランド系では2023年の最終IPOとなったyutoriなどを思い出しますが規模感が違いますね。こういうファッションカルチャー系は良くわからないのですが話題性は高そうです。業績の伸びも驚きですし、コード番号も456Aは良いコード取れましたね。持ってる感があります。
事業内容です。ブランド事業がメインでこだわりのアパレル、ライフグッズスタイルの販売となります。世界中にファンがいる感じですね。Supremeとかのイメージが近いでしょうか?
プロダクト群です。ストリート系の商品がメインになります。残念ながらオジサンが着てしまうと痛い感じになると思いますので、若くてファッションセンスのある方が着こなして利用してほしいですね。
販売チャネルは現在は国内直営8店舗。自社のECも3割近くと占めています。また間接的に一部取引先に提供しているようです。ブランド意識が強いので、下手な売り方はしなさそうですね。
値段についてもしっかり書かれています。ブランド力を売る、そしてその結果を商品にしっかりと価値として乗せるスタイルです。ブランド指定買いでも、絶対に外れがないようなやり方になってそうです。商品価値にちゃんとこだわっているのはファン層からは嬉しいでしょう。
経営体制として「クリエイティブ」と「ビジネス」をしっかり分離することで物作りに集中する環境構築をしています。ビジネス方面は商事会社やIP会社、グローバル服飾大手などで固めているのも強みですね。
目論見書の見出し部分を流し見して、ストリート系のファッション小売ということが分かってけど、IPOとしてはスペック的にどうなの?と感じる業種ですが、業績を見るとなんだこれという素晴らしい伸びを見せています。服飾小売でこういった成長力を見せられると、この分野での成功って儲かるんだなぁと感じさせますね。やはり「衣食住」は生活の基本です。この3つのどれか一つで活躍するというのはビジネス上でも非常に大きなことだということを感じされますね。
主幹事の一端を野村證券が行っているというのも安心感がありますし、地合い次第でもありますが盛り上がって良い結果を残しそうな第一印象です。BBスタート前に再度、細かく確認したくなりますが、業績グラフだけ見ただけで欲しいと感じされる急成長ぶりは本当に印象的です。
初値予想もお願い致します。







