SBI新生銀行(8303)のブックビル期間が12/02 (火)に始まります。
いよいよ12月最注目IPOのブックビルが始まります。BBスタンスは結構大事なところです。
仮条件は1,440~1,450円 (変動率:0.0% ~+0.7% やや強気 )です。
主幹事は野村證券とSBI証券の共同主幹事です。仮条件は上限を想定価格から10円上げの微上げ設定になります。
なお、公開価格が仮条件の上下20%超えの可能性に関する文言はありませんでした。
| BB期間 | 開始: 2025/12/02 (火) ~ 終了: 2025/12/05 (金) |
|---|---|
| 公募価格決定 | 2025/12/08 (月) |
| 購入申込期間 | 開始: 2025/12/09 (火) ~ 終了: 2025/12/12 (金) |
| 上場予定日 | 2025/12/17 (水) |
・初値予想、BBスタンスを更新しました。
⇒SBI新生銀行(8303)のIPO新規上場情報
冷静に判断するとネット専業ではなく、瀕死だった銀行業を再生して上場まで持ってきた再上場案件となり、一般的なIPO初値予想判断だったら微妙評価で終わっている銘柄になります。しかし、SBI傘下に入って急成長を遂げ、しっかりと公的資金を完済して義務を果たし、この金利上昇局面の世の中でスピード上場です。上手いというか策士感が強く、上場もうまく進めるのではないか?という雰囲気づくりを感じます。
仮条件設定も絶妙なところにあると感じ、今の注目度を持って1,450円の公開価格で販売、上場を進めれば初値はプラスになりやすい確率がかなり高いと感じられ、BBスタンスは第一印象から上方修正しました。
私の一発目の初値予想は1,650円 (想定価格比: +210円/+14.6%)としました。
BBスタンスはB評価としました。大型案件で注目度も高いことからC級からB級に評価を変えるのは迷うというか、度胸がいる判断になりますが、現在のIPO市場の状況はプライム上場の大型案件に流れがあり、銀行業も状況が良いと買われている流れがあります。この流れを感じていて微妙評価をしていては、評価をしている意味がないと感じB級評価にしました。
決して手放して儲かる案件として見たくはないですが、しっかりと参加者が恩恵を得ることが出来るようなIPOになって欲しいですね。セカンダリー視点で見ても、12月IPOでは最注目案件で初値がしっかりとしてくれば、買いやすい環境が続くかもしれません。銀行業ではネット専業系のIPOとして住信SBIネット銀行と楽天銀行のIPOは記憶に新しく、初値こそ差がありましたが、その後の株価推移はどちらも好調に動いて今があります。本来であれば銀行業セクターのIPOは不人気セクターになりますが、銀行業のIPOは今はかなり印象が良いのではないでしょうか?
今回はSBI証券が主幹事の一角ということで、SBI証券で複数当選も含めて当たりやすそうです。公募株を手に入れた人がすぐに売ってしまいそうな人が多い、SBI証券への割当が多いというのは初値形成では不安な部分もあります。しかしながら、ここまで話題性が高い銘柄であれば大丈夫な気もしています。IPOチャレンジポイントも、どの程度使うのがベストなのかは、今回は例外的な不透明感がありますね。
ネット証券の抽選で見ると松井証券もそこそこ当たりやすそうです。
⇒SBI新生銀行(8303)のIPO新規上場情報
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