NSグループ(471A)のＢＢスタンスと初値予想

NSグループ(471A)のブックビル期間が12/02 (火)に始まります。
ブックビル期間などSBI新生銀行と丸かぶりなのは少し可哀想でしょうか？

仮条件は1,440～1,480円 (変動率：-9.1% ～-6.6% 超弱気 )です。
主幹事は大和証券とＳＭＢＣ日興証券の共同主幹事です。仮条件は想定仮条件の下限側で決定しました。

なお、公開価格が仮条件の上下20％超えの可能性に関する文言はありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒NSグループ(471A)のIPO新規上場情報

家賃債務保証事業は上場企業も複数ありIPOとしての目新しさはありません。業績も成長性は低いものの安定的に稼いでいる事業と言えるでしょうか？こうなるとプライム上場でも注目度を奪われていることを考えると、「初値から」という銘柄にはなりにくいですね。

2023年に上場した全保連が公募割れしたことも記憶に新しく、その後株価は回復していますが、同じような流れになりやすいと上場初値から買わずに様子見できると考える人も多そうです。

私の一発目の初値予想は1,500円 (想定価格比: -85円/-5.4%)としました。

BBスタンスはC評価としました。一先ず、初値予想は公募付近ということで公募割れ予想にはせず1,500円としましたが、かなり公募割れも視野に入れているので、BBスタンスは不参加姿勢が強いです。公募0のイグジットIPOというのも気になります。ここ最近のIPOで公募割れまで行っているのは、ほぼこの手のイグジットIPO系になります。参加メリットが少ないIPOですね。

一方、中期的に見れば業績は安定しそうで高い配当を享受しながら、堅い下値で安心して持てそうな雰囲気のある銘柄ですね。株価が高くなれば「売出」が頻繁に起きそうで、高値圏では売り圧が強いのも残念ですが、そういうのを熟しながら長期的に緩やかに成長する銘柄とは見ていますので、長期保有のポートフォリオには入れやすいかもしれません。

いずれにしても株価が下がるタイミングで仕込みたい銘柄ですね。また株価が上がったタイミングでは、また仕込めると躊躇なく利確する戦略がよく似合いそうです。いわゆる「安く買って、高く売る」という単純姿勢ですね。

ＳＭＢＣ日興証券主幹事、大和証券も主幹事で大和コネクト証券かたの当選も期待です。非常に当たりやすい銘柄になると思います。あまり期待度はないですが、当選する気持ちよさを味わって、公募割れしたが持ち続けるか、追加買い、高くなるまで待つぐらいの気持ちの余裕があれば参加でも良いと感じます。

⇒NSグループ(471A)のIPO新規上場情報
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