辻・本郷ＩＴコンサルティング(476A)のＢＢスタンスと初値予想

辻・本郷ＩＴコンサルティング(476A)のブックビル期間が12/04 (木)に始まります。
3社同時上場の日に上場となってしまったものの、優良IPOという内容となっています。

仮条件は 1,810～1,850円 (変動率：0.0% ～+2.2% やや強気 )です。
主幹事はSBI証券です。仮条件は想定価格と下限としてやや強気の設定となっています。

なお、公開価格が仮条件の上下20％超えの可能性に関する文言はありませんでした。

・初値予想、ＢＢスタンスを更新しました。
⇒辻・本郷ＩＴコンサルティング(476A)のIPO新規上場情報

業種は情報・通信業セクターになっていますが、どちらかというとサービス業に近い印象があります。しかし高い需要で総合力がありそうなので、今後の伸びにも期待したいですね。また価格設定も割安、吸収規模も直近のIPOとしては小粒案件ですので、初値視点で優良スペックIPOと評価できそうです。

東証スタンダード市場への上場で、12月の上場ラッシュ期間の3社同時上場と買い分散の影響を受けそうなところで、初値は思ったほど伸びないという可能性も感じますね。売り圧ポイントの一つとしてはやはりVCのロックアップ解除が1.5倍価格で設定されている部分と感じます。

私の一発目の初値予想は2,700円 (想定価格比: +890円/+49.2%)としました。

BBスタンスはB評価としました。初値予想は2,700円で、やはり1.5倍付近での決着予想。買い圧が弱くなってしまうと1.5倍手前で付きやすいかもしれないというBB時の予想です。それでも初値プラスは普通に見込めますし、割安感もあるので全力ブックビルタイプのIPOになります。

初値がそれほど伸びなければ、中長期的に伸びることを期待してホールドしても良さそうなタイプのIPOに見えますが、12月上場ラッシュに埋もれて、あまり動きがないと長期的に株価上昇するのに時間がかかりそうとも感じますので、そういった時間経過を待てる人は中長期的目線の参加もありかと感じます。

SBI証券主幹事案件で優良スペックIPOとなると、IPOチャレンジポイント戦略も用いながら、公募株でゲットしたいところとは感じます。ただし、3社同時上場時にポイント投入は価値換算を意識すると判断が難しいです。

⇒辻・本郷ＩＴコンサルティング(476A)のIPO新規上場情報
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