11月のIPOはそれなりの件数になりそうですね。早くも一番IPOも多いはずの12月が近づいてきます。HiJoJo Partners(657A)はS-1方式(上場承認前提出方式)で、新規承認から上場までのタイミングが短く20日に入ってきました。

HiJoJo Partners(657A)のIPO新規上場情報

個人投資家にはHiJoJo.comで馴染みがありますね。上場前の米国ユニコーン企業に投資できます。投資できた「spaceX」が上場しましたし、勢いのある時にこちらも上場の流れのようです。

想定価格は520円~555円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで55.7億円で、東証グロース上場の中型IPOです。

目論見書を見ていきましょう。

まずは事業内容です。「海外のユニコーン企業を中心としたミドル・レイターステージの非上場企業への投資機会を国内の投資家に提供するアセットマネジメント事業」と正にそのとおりですね。なかなか普通には投資できない企業への投資を出来るようにマネジメントしています。近年AI企業など、特別な投資家しか出来ないエリアで上場前企業がたくさんあります。

HiJoJo Partnersの収益ポイントは2つです。1つ目は募集時の手数料(販売時、運用時)、2つ目はイグジット時の成功報酬です。超過収益が出たとこから22%の成功報酬ですので、この手の投資は結構大きな収益が出ることが多いので、うまく行けば一気に儲かる算段です。出資額は出資者ですので、うまいビジネスと言えばうまいビジネスですね。その代わり、取り扱いが難しいのでしょうが・・・。

主要な情報も載っていました。ネットの会員数がすでに1万人ぐらいに達しています。私も登録しているので、とりあえず手を付けているぐらいなのでIPO投資家などはちょっと触っている人も多いかも知れません。株式投資型クラウドファンディングと同じ状況で伸びてきている事業で、先日のファンディーノ上場とタイプは似ているでしょうか?

HiJoJoユニコーンファンドは2~3年以内のイグジットが見込めそうなユニコーン企業に投資可能!

2022年頃に記事を書いていました!

市場環境について書かれていました。現在の市場は上場前にかなりの時価総額になる企業が増えています。IPOだけが一つのゴールではないという印象も強くなっており、上場前投資も活発です。もちろん、IPOで一気に時価総額が増えるリターンもありますが、IPO前にすでにリターンが出る企業も多いです。その時のリターンも結構大きいですね。数倍~数十倍などありえます。

なおHiJoJo Partnersのターゲットはアッパーマス層以上となります。1社に対する投資額も1口100万以上など高額になりますので、ある程度余剰資金がある人向けです。正直、富豪層はあまりリスクの高い投資先に向けるのもどうなのと思いますので、個人的にはマス層が小口で投資できる株式投資型クラウドファンディングの方が好きですが、この手の限定された投資先が上位層しか空いてないのは、格差社会を感じますね・・・。

競争優位性のところでは投資実績が企業名で掲載されています。「SpaceX」「OpenAI」「Anthropic」と米国の今盛り上がっているユニコーン企業に投資実績があるということで、かなり大きなアピールでしょう。

業績です。収益が急上昇しています。投資先が上場してゴールもしていますので、結構な成功報酬も得ていそうで、さらに今後も大企業が上場といった雰囲気があります。HiJoJo Partners(657A)もいい雰囲気の時に一気に上場してゴールという感も拭えないですが、この手のビジネスが今後加速する可能性も否定はできないですね。

IPOの視点から見るとロックアップがかなり特殊です。普通に掛かりが弱いというのもありますが、各ロックアップも細かく条件が分かれていて、ロックアップ解除となれば是非売りたいという雰囲気を醸し出しています。ということで、上場後は相当数の売り圧覚悟と言えるでしょう。ならば、上場時の想定価格が過剰に高くないかの判断が必要になりますが、今の調子が良いことに値付けしているため、やはり割高感が出てしまいます。

ここから参加する人に対しては慎重姿勢が良さそうなIPOというのが第一印象ですが、10月20日という絶妙なタイミングで入れてきましたし、なんとかなるという目線もありそうですね。大手予想会社のレポートも横目にBBスタンスを決めたいところです。

HiJoJo Partners(657A)のIPO新規上場情報

初値予想もお願い致します。

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