UMNファーマの初値結果です。
久しぶりの公募割れ銘柄となりました。三洋貿易以来ですね。
ただ三洋貿易も現在、公募価格を超えていますが、この銘柄は初日で超えてきたのは
評価したいところです。この流れなら後のIPOにも好影響でしょう。
【4585】UMNファーマ(公開価格1,300円)
初値:1,196円(公募比: -104円/-8.0%)
高値:1,385円
安値:1,173円
引け:1,349円
UMNファーマが新規上場、初値は公開比8%安-バイオ医薬
12月11日(ブルームバーグ):東証マザーズ市場にきょう新規株式公開(IPO)したUMNファーマ 株は売り気配で始まり、午前9時10分すぎに形成された初値は公開価格の1300円を8%下回る1196円だった。その後は、1270円まで戻す場面も見られる。
同社は2004年4月の設立、本社を秋田県秋田市に構え、バイオ医薬品の研究・開発・製造を手掛ける。パイプラインには季節性、新型インフルエンザ薬などを持ち、2012年12月期の連結最終損益は19億9100万円の赤字(前期は4億7700万円の赤字)を見込む。
11日に示した12年12月期を初年度とする4カ年の中期経営計画では、岐阜工場の試運転費用など研究開発費が先行発生するが、自社パイプラインの開発進展に伴うマイルストン・ペイメント、アジア諸国でのアライアンス、秋田工場での次世代バイオ薬品の製造受託収益などにより、開発費負担軽減を図っていくとしている。15年12月期の業績は、売上高で78億円、純損益は14億2200万円の黒字化を計画した。
IPOに伴う公募株数は215万株、売り出し112万7500株(オーバーアロットメントによる追加売り出し42万7500株を含む)。主幹事は野村証券が務める。
公募割れこそしましたが、不人気と思われる銘柄まで初日で公募価格以上に持っていけるところは今のIPOの地合いの良さだと思います。
公募割れしてもこの結果なら公募組も非難するわけにはいきませんからね。
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
残念ながら読者予想にピタリ賞はいませんでした。
やはりピタリはちょっと難しすぎますかね?まぁ賞自体は当たれば儲けものぐらいで予想を楽しんで頂ければ幸いです。
ちなみに読者予想の平均値は1,167円と今回も精度がかなり高かったです。
今日上場のもう一社enishは値が付きませんでした。
明日は早い時間帯で値が付きそうですが、結果はまた明日エントリします。
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