サントリー食品インターナショナルの公開価格が仮条件のほぼ下限価格3,100円で決定しました。

主幹事は野村證券,三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
かなりの幅があった仮条件でしたが、結局そのほぼ下限で決まりましたね。

IPOブロガーさんからの当選報告もきっとたくさん出てくるでしょう。

さて、この公募価格の見方ですが個人的には安く決まってよかったと思っています。

国内でのIPO人気はまだ高まりを見せていますので、ブックビルは好調だったと見ます。ただし半分がグローバルオファリングの大型IPOでは国内の人気だけで公開価格は決定せず、大物の意向で決まるといった構図でしょうか?

これで初値3800円ぐらい付けば、公募組にとってはビックサプライズなんですがね。

怖いなぁと感じているのが引き受け価格が2,976円なんですよね。
3,000円近くの価格で決まると3,000円以下が逆に現実味を帯びてきます。
※売り優勢で始まったなら2,976円で支えが入りそうです。

【2013024】サントリー食品インターナショナルのIPO情報
仮条件(3,000-3,800円)の上限3,100円で決まりました。

これで想定価格から約20%安いところからのスタートです。
初値は10%高当たり、その後、見事想定価格超といったシナリオが一番嬉しい形です。

そう簡単には行きませんが、何やら高かったものが安くしたように見えるトリックが働いてる(働かせている?)ように感じますので、うまく行けばいいんですがね。

最後に上場前に、株主優待発表なんてのも欲しいかも!(笑)