本日は日立マクセルの上場日でした。
それにしても酷いですね。引き受け価格で支えきれず墜落です。
一応当方はD評価をしていたので、ある程度の方は助かっていればいいのですが・・・。
初値で1万円マイナスです。残念でした。
【6810】日立マクセル(公募価格2,070円)
初値:1,971円(公募比: -99円/-4.8%)
高値:1,980円
安値:1,762円
引け:1,790円
日立マクセルが東証1部に再上場、公開比4.8%安-2次電池
3月18日(ブルームバーグ):東京証券取引所の1部市場にきょう、約4年ぶりに再上場した日立マクセル 株は売り気配で始まった後、公開価格(2070円)に対し4.8%安となる1971円で初値を形成した。初値が公開価格を割り込んだのは、昨年12月19日のウィルグループ以来。
日立マクセルは1961年に現在の日東電工から乾電池、磁気テープ部門が分離独立し、マクセル電気工業として創業。64年に現社名に変更した。77年に東証2部、80年には同1部へ上場。しかし、親会社の日立製作所が構造改革でグループ内の連携強化を図ろうと、2010年3月に上場を廃止し、日立の完全子会社となった。その後、事業ポートフォリオの再編で法人向け事業の割合を引き上げた。
リチウムイオン電池など2次電池を中心としたエネルギー事業のほか、光学部品などから成る産業用部材料事業、プロジェクターなどの電器・コンシューマー製品の製造・販売事業がある。2014年3月期の連結業績見通しは、売上高で前期比43%増の1560億円、営業利益が4.1倍の73億7200万円、1株純利益(EPS)が106円16銭。公開価格に基づく予想PERは19倍となる。
再上場に伴う公募増資は実施せず、売り出しが3522万7700株、オーバーアロットメントによる売り出しは177万2300株。主幹事はSMBC日興証券が務める。
個人的にはIPO一見さんに良い薬になったのではないかと思います。
良くIPOをローリスクと表現する人がいますが、私はIPOはハイリスク銘柄だと思っています。ただ、やり方をうまくすれば限りなくローリスクに自分で持っていけるだけです。
それにしても東証1部銘柄にしては日中も派手に下げましたね。これほど売られる銘柄も東証1部では珍しいでしょう。私は直前予想では公募割れはひょっとすれば無いかも?と予想しましたが、当初の予想通りいけばよかったです。
予想を変えた理由は主幹事のSMBC日興証券の申込番号チェックをしてそれなりの需要を感じたからです。あの番号に操作が加わってなければ相当数の人が高い公募で掴まされたことになります。
指数買いや配当が近づいていることを考えれば、多少は止まって上がるかもしれませんが重たいしこりは出来たでしょう。大型上場が済んだ後当たりからでしょうかね?
⇒【IPO初値結果一覧表】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに
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ちょっと仕様が変わりうまく動いてないことを発見したので修正します。
今回はピタリ賞はでませんでした。
多くの方が読者予想でも公募割れを予想していました。参考になる予想をたくさんありがとうございます。
明日はジャパンディスプレイ、どうなるのか少しこわい人もいるかもしれません。
個人的には明日のほうがまだマシと思っています^^