ちょっとドキッとするタイトルですが、私は借金が大嫌いな人間で、「借金をして投資する」なんて絶対にやってはいけないことだと思っていました。

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ
筑摩書房 (2000-11-09)
売り上げランキング:82位

有名な本なので上記の本を読んだことがある人も多いと思いますが、この中でたしか「悪い借金・良い借金」というテーマがあったと思います。

私はどうも借金に慣れていなくて「家を買うなら現金一括」だったり、借金をしてまで投資するなんて考えも及ばなかったです。

ただ、長年資産運用ブログを続けてきて、投資も続けてきて考えが変わってきている部分もあります。借金することで確実に投資機会に参加できて儲かるならば考えるべきだと。

株主優待タダ取りで資金が足らないときは?

株主優待タダ取りの記事でも、上記の場合は借金でも金利0の作戦ですが借金してでも儲かることが出来るならありだという考えです。金利数%でも短期間での返済なら金利は微々たるものです。

つまり生活費に困窮するからとか税金が払えないからといった、利益を生まないものへの借金は悪い借金で、おいしい儲け話(投資)に使える借金は良い借金というのがようやく分かってきました。

ですので最初に上げた「家を買うなら現金一括」も考えを改めなおしています。

例えば5000万円の現金があるとして、これなら一括で家が買えるかもしれませんが、この5000万円がなかったらIPOや株主優待クロスを含めチャンスの投資に使えなくなります。

住宅ローンの金利を払っても、投資できるキャッシュを持っている方がキャッシュ・フローを考えても調子がいいです。

住宅ローンシミュレーション

ローンを含め借金を考える場合は、その借金で金利分がどの程度の負債部分を生むのか?ローンを組むことで生まれる投資額がどの程度の利益を生むのかシミュレートすれば「良い借金」というのがわかると思います。

簡単に借金してでも投資しろ!なんては言えませんが、長く投資を続けていくと考え方も変わるものですね。

IPOの見せ金のためにカードローンは積極的には私は薦めていませんが、勝負できると感触をつかめたなら使ってみるのはありだと思っています。