色々と賑わせている楽天グループですが、2023年6月からは回線プランが変更になります。
「Rakuten UN-LIMIT VII」→「楽天最強プラン」とのこと。
アンリミットをバージョン7まで変更しましたが、ここでナンバリングを変えて「最強」という名称をつけたプランになりました。何が最強なのか見てみたいと思います。
なお、楽天モバイルでは「Rakuten Hand 5G」が申込みとプランセット購入で1円でゲットできるキャンペーンを行っています。
回線の申込みと一緒が条件なので1円とは言いますが楽天モバイルの回線契約の使用量は掛かります。最低利用でも月額税込み1,078円ですね。
4月からキャンペーンがスタートしましたが5月になっても続いていますね。新規の回線契約で端末（Rakuten Hand 5G）が1円で買えて、さらに楽天最強プランを6月から提供することで、楽天の回線契約した人に高速回線エリアが広がっている状況を感じ取ってもらって、他の携帯回線からサブではなくメイン回線として使って欲しいのでしょう。
ちゃんと高速回線で繋がれば、他のキャリアで使っている人も乗り換えたほうが安くなるので、最強プランの作戦としては悪くないですね。しかしながら、サブ回線として使いたい人の0円プランに近い方の設定も欲しいところです。
なお、Rakuten Hand 5Gはサブ向けの端末なので、最強プランなら楽天モバイルを本格的に使いそうなら別の端末でポイント還元のキャンペーンを選ぶのも良いと思います。iPhoneは業界最安値で手に入りますし、Android端末も概ね最大23,000円相当お得です。
楽天最強プランとは？
6月から始まる楽天最強プランはこれまでと何が違うというと「パートナー回線のau回線もデータ制限なしで扱えるようになる」というところです。先日、au回線を借りるという契約を交わして早速提供に向かいます。
今までは楽天モバイルを契約したものの結局、屋内では繋がりにくい、自分のエリアでは高速回線じゃなくて使い勝手が悪いと言った人にもau回線並の高速回線が普通に使えるようになりますので、もう一度楽天モバイルを試してみようと言う人が増えそうです。
過去に契約して使い勝手の悪さから解約した人にとっては、新規解約で端末を安く手に入れつつ乗り換えるチャンスが広がっているのでは？と思います。
他のおすすめポイントは以前と変わりなしですね。「料金体制据え置き！」「ポイントの貯めやすさも据え置き！」「アプリを使えば国内通話無料も利用価値高い！」です。
楽天グループは楽天モバイルの事業の赤字垂れ流し状態をどうにかしたいところで、虎の子の楽天銀行の売出上場の後、今度は巨額の公募増資（楽天グループ本体）が来ました。さらに楽天証券の上場観測もあり、どんどん切り崩してキャッシュを集めている厳しい状況ですが、切り抜けて利用者に有益なサービスを続けて欲しいところです。
携帯料金新プランは「IIJmio x 楽天モバイル」のデュアルSIM運用がオススメ！
普段使いのメインスマホとして昇格させて運用も「楽天最強プラン」では可能なのかも知れません。それでも最初はサブ回線として試してみたいという方も多いでしょう。
そういった人にとっては「楽天最強プラン」はまだまだ片手落ちだと思います。できれば税込みで月額1,000円切るような、もう一つ下のプランを用意してくれれば、回線を結構繋ぎ止める人がいると思うんですよね。格安SIM系の最低プランがそのような位置にあるので、0円とは言わないにしてもワンコインプライスのような絶妙プランを出してくると面白いと思っています。１GBまで税込み500円なんてどうでしょう？とりあえずデュアルSIMで楽天SIMも携帯に入れて無料電話として使っておき、数ヶ月使ってみて回線状況が良ければメインとして昇格と言う人が、au回線を借りている通信状態なら増える可能性はあると思います。
端末ばら撒いて利用客増やすのは良いのですが、その利用客を繋ぎ止める施策もセットで欲しいですね。
「楽天最強プラン」は回線の充実ということで利用客を繋ぎ止める一歩になると思いますが、過去に契約して回線が繋がりにくいと感じた人はいきなりメイン回線を移すにはリスクが高いので、やはりワンコイン程度で使ってみて下さいプランを用意してほしいですね。回線悪くても500円なら無料電話サービス利用目的で回線維持する人は多いと思っています。
個人的には「楽天」はお得なところをたくさん利用させてもらっていて、今後もお得なサービスを提供し続けるためには、この難局を乗り切って伸びて欲しいと思っています。IPOでも楽天銀行は頑張ってくれたので、このサイトを見ている人は少し儲かっている人も多いでしょう。是非、楽天のサービスで恩恵を受けられる部分は使ってあげてほしいですね。