最近、議決権行使の封筒内で「株主パスポート」の案内が増えてきています。これまではeスマート行使をすれば三井住友信託銀行さんですとたまに100人に1人クオカードが当たるという内容でしたが、今後は株主パスポートを使えば100人に1人、ポイントプレゼントになりそうなので紹介いたします。
株主パスポートは「株主総会の案内」「議決権行使」「優待情報」「イベント情報」など各種通知物を一括管理できる無料アプリになります。すべての機能が無料で使えて、信託銀行としても管理を紙通知ではなく電子化を進めてコスト削減と利便性を高めたいので、こちらに移行していきたいのでしょう。
ちょっといいなと思ったのが、こちらに銘柄登録していると株主番号がいつでも分かります。株主優待などの応募などで株主番号が必要な時があって問い合わせなどする場合がありますが、こういうシステムを使っておけばすぐに調べることが出来そうです。
今まではeスマート行使で郵送費がなくなることで、クオカードプレゼントキャンペーンをしていましたが、今後はアプリで行使したりアンケートすることでポイントが貰えるようにしそうですね。なおポイント交換ではPay系ではQUOカードPayが選択でき、500ptでQUOカードPay450円分でした。
上記チラシにあるように今だと100人に1名、1,000ポイントプレゼントですのでクオカード500円分が当たるよりは状況は良いです。また新規会員登録キャンペーン中です。
実施期間が1年以上と異様に長いですが(笑)、期間中に会員が10万人を超えたら抽選をするようです。合計3,000名に当たるので、3%の確率で最大10,000ポイントのチャンスになります。あまり過度は期待はせずに、今後、スマート行使はこちらに移行していくつもりで利用すると良いと思います。
アプリしか提供していなくて、出来ればウェブログインも出来れば子どもなど家族分の管理もできるのですが、残念ながら議決権などは権利を持っている本人がするというのが大前提ということでスマホで認証取れるものしか用意してなさそうですね。
一応は一つのスマホのアプリでログインし直せば、1台のスマホで家族分も管理できたりしますが面倒な部分も多いです。株主ポイントも当然、別のアカウントになります。しかし紙で行使するよりは利便性は高まります。積極的に電子化の方向には舵を切りたいですね。
ちょうど証券会社の不正取引問題で、新しいアカウント作成など戸惑う人も多いかもしれませんが、結局は世の中の流れには逆らえないと思うので、キャンペーンなどプレゼントが貰えるうちに新しい方向に移行しておくのが良さそうです。