破綻手続きから約1年、年内には実現しそうとのことです。

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米政府の管理下で経営再建中の米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は18日、株式の新規公開を米証券取引委員会(SEC)に申請した。

 2009年7月に破産手続きを終えてから約1年1か月で再上場のめどがつき、政府管理から早期に脱却し、再生に向けた大きな一歩を踏み出す。

 GMがSECに提出した書類によると、上場先はニューヨーク証券取引所(NYSE)とカナダのトロント証券取引所で、米財務省などが保有する発行済みの普通株を売り出すほか、GM本体は優先株を発行して資金調達する。上場時期は未定だが、年内には実現する見通しだ。

 一方、米財務省は同日、上場の際に保有株60・8%の一部を売却することに合意したと発表した。GM株の売却で、経営支援のために注入した約500億ドル(約4兆3000億円)の公的資金の一部を回収するほか、米政府の持ち株比率は50%未満に引き下げる方針だ。

 GMは上場による売り出し価格の総額を開示していないが、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)など米メディアは、100億~200億ドル(8600億~1兆7200億円)に達すると報じた。米国では08年3月に上場したクレジットカード世界最大手の米ビザが調達した197億ドルと並び、過去最大規模の大型上場になるとみられる。

それにしても早いですね。
日本の日の丸飛行機は、どれぐらいで再上場となるのでしょうかね?