先日の最速イグジットでも注目が集まっているイークラウドですが、12号案件にかなり期待が高まっていそうです。私も久しぶりにA評価を付けました。
盛り上がりを見せる理由として
- イークラウド自体がイグジットを出した後で認知度が上がっている
- ラウンズは上場企業が出資するなど、ビジネスボイスチャットで期待度が高い
- さらにXTech Venturesが出資、出資先のヌーラボは来週IPOなどIPO期待感を感じる
- テレワークによって遠隔ビジネスコミュニケーションの需要は高い
- テキストチャットとZOOM(テレビ会話)の中間コミュニケーションツールは伸びそうで、覇権争い過熱、勝てれば伸びることは確定か?
ECFで出資するなら、久しぶりにかなり条件が揃っていると感じる人が多いでしょう。
案件が発表されてからはイークラウドへの投資家登録数が増えており、募集開始は土曜日の10時からですが、どの程度の勢いで出資が増えるのか注目です。ECFは基本、今のところ基本先着順ですので、募集開始の伸びで注目度も図れますね。
なお、イークラウドでNext Paradigmに出資していた方は、喜んで出資しそうな気がします。1年以下で2.69倍のリターンを得ていますので、再出資しやすい状況です。Next Paradigmは3000万程度集めたので、この程度のポテンシャルはすでにあるというイメージです。
XTech Venturesが出資が何故、注目なのか説明します。
まずイークラウドとXTech Venturesは同じグループ会社という点です。グループで応援している企業で、すでにVCとして出資している中で、ECF(株式投資型クラウドファンディング)でも募集をかけて良いという判断が出たのでしょう。事業ビジネスコミュニケーションツールなので、認知度も大事です。たくさんの出資者が集まる状況のほうがイメージ的には良くなりそうです。注目案件で餌付けぐらいの条件だと私は思っています。
【株式投資型クラウドファンディング】イークラウドさんにインタビューしました
XTech Venturesが出資している企業群がホームページに載っていますので見てみましょう。
出資先からすでに3社もIPOを出しています。他にもM&Aでイグジットしている企業も多いですし、かなり頑張っているベンチャーキャピタルとしてXTech Venturesが上がります。イークラウドは今までも案件を出すならバラエティ豊かで注目度が高くなりそうなものを用意するなぁと思っていましたが、バックボーンがかなりしっかりしていますね。
最近、株式投資型クラウドファンディングはFUNDINNO(ファンディーノ)が一強体制で矢継ぎ早に案件を出していて、ちょっと選別されずに出資者の判断に委ねる感じが増えていますが、イークラウドさんのように競合会社が対抗した案件を出すことでサービス全体の質が上がると思いますので、今後も頑張ってほしいなと純粋に感じます。
イークラウドさんは今後も良案件をたくさん出してくれそうでワクワクしますね。あと、本気で未来のIPO株に投資できていたらなと思って、私もポツポツと投資しています。
Next Paradigmでのイグジットの時は、売却時の資料に全株主名が載っていて、自分の名前があったのは気持ちよかったです。