久しぶりにECF案件で一気に人気が集まりすぐに上限到達する状況になりました。イークラウドさんの22号案件は北海道から進出の民泊活用形案件です。今後、インバウンドがさらに拡大されそうでうまく対応して業績を伸ばしたいところですね。

株式会社MASSIVE SAPPOROの株式投資型クラウドファンディング情報

イークラウドさんの案件は過去に最速イグジットを出したように、魅力的なものを多く出してくることに特徴があります。そのため、普段から株式投資型クラウドファンディングでエンジェル投資したいと思っている層にとっては、とりあえず案件出たらチェックしているという人は多いでしょう。

イークラウド

私もプラットフォームの中では イークラウドさんが出した案件であれば、面白そうな案件として絞られているんだろうなという視点で調査を始めるようになっています。

【株式投資型クラウドファンディング一覧表】調達規模、プレバリュー、評価、その後の動きなどのチェックに

ECFは2021年あたりに一気に多くのプラットフォームが出たり、最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)で案件数、調達数共に最大になるなどECF元年と言ってもいいほどのブームを迎えました。

ところがここ最近はやや低調な募集状況の案件も増えてきて、一旦好調のピークの波が過ぎた雰囲気になっていました。2番手として頑張っていたUnicorn(ユニコーン)は近頃全く案件を出さないで元気がないですし、Angel Naviなどは募集期間伸ばして(ゴールずらして)金額集めていて、個人的には不穏なイメージです。

最大手のFUNDINNO(ファンディーノ)も今は案件数を減らして、募集期間に余裕を持つようになっています。こちらは今まで少し多すぎたので、程よい状況になってきて再び成立案件が増えています

業界の勢力図も変わってきたなぁと思いますので、少し振り返ってみたいと思います。

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FUNDINNO(ファンディーノ)

FUNDINNO(ファンディーノ)

業界を牽引する最大手FUNDINNO(ファンディーノ)です。案件ペースは落ちているものの常に募集がある状態ですし正常ペースになったと言って良いでしょうか?案件ページのみやすさもそうですが、投資した後のファンドアなどを通した資料の見やすさ、電子で委任状を出せるシステムなど、業界のインフラ貢献もしています。

エンジェル投資初心者が安心して参加できる仕組みが整っていますので、やはりエンジェル投資をまずしてみたいというならオススメです。

Unicorn(ユニコーン)
ユニコーン

ファンディーノの対抗馬として2番手だったUnicorn(ユニコーン)。ファンディーノよりも投資家にとって有利な条件(株主優待を必ず付けるなど)で人気でしたが、株主間契約の出来事から一気に人気が下がりましたね。その後、修復復活してほしかったですが、2023年はまだ新規案件がありません。

2022年も不成立や中止が目立ち、再募集案件が多かったです。さらにファンディーノに案件取られたりとプラットフォームの活力が落ちているので頑張って欲しいですね。熱意のある中の人がいなくなってしまったのかもしれません。

イークラウド

イークラウド

3番手扱いでしたが、今やファンディーノに対して唯一案件独自性で勝負できるプラットフォームに格上げでしょうか?出てくる案件の企業との関係性が非常に強く大切に扱ってくれる印象です。案件数は少ないかもしれませんが、その分選りすぐりのおすすめ案件が多いと思っておくと良さそうですね。


あとは2017年から1号案件が始まっているECF業界ですので、FUNDINNO(ファンディーノ)さんあたりから過去の案件でグロース市場などへのIPOを出して話題性を獲得できるかですね。

業績よく推移している案件も多いですが、IPOまで行かないと目立たないのが難点。そうそう簡単にIPOなんて出来るものではありませんが、IPOファンとしてはIPOする会社にECFを通して投資していたなんて事があると楽しいでしょうから早くその可能性があったという出来事だけでも見たいです。