TVなどでもたまに取り上げられるようになりましたので知っている人も多いふるさと納税ですが、特に収入の多い方には可処分所得を増やすという意味で使い勝手がいいです。
何回かに分けてふるさと納税の仕組みと、黒澤ファンドに来てくれているような方向けにお得なやり方を詳しく紹介したいと思います。ちょうど住民税の所得割額が分かっている季節なので今から年末に向けて対策ができると思います。
当サイトを見ている方は株主優待情報などをチェックしている方が多くタダ取り手法などでお金でなく物で得をしている手法を知っていると思います。優待の場合はクロス取引でほぼ手数料だけで商品をもらいましたが、「ふるさと納税」は納税額を別のところに振り分けてお礼として特産品をもらいます。
正直税金なんてものはまともな使われ方をされるのは滅多とありませんから、どうせなら税金もなるべく自分に活かせる形にしたいところです。
優待でもたくさん貰ってるのにさらにふるさと納税で貰えば、本当に米は自分で買わなくなります。
それではふるさと納税講座を始めてみましょう。
まずはふるさと納税とはなんぞやから?何故お得になるかの仕組みに関してです。
2008年4月30日に公布された「地方税法等の一部を改正する法律」により、個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充される形で導入された。地方自治体に対する寄附金のうち、2,000円を超える部分(所得税については2009年分まで寄附金の5,000円を超える部分、個人住民税については2010年分まで寄附金の5,000円を超える部分)について、個人住民税所得割の概ね1割を上限として、所得税と合わせて全額が控除される。2008年中に寄付をした場合は、2008年の所得税確定申告により所得控除がなされ、個人住民税は2009年度分が税額控除される。寄付の受け入れや具体的な手順については、各地方自治体が条例などで指定する場合がある。
制度は2008年から始まりました。2011年からは2000円分を超える部分で概ね1割上限として全額控除となりより使いやすくなっています。
このふるさと納税は収めるだけならそれで終わりですが、各県市町村が税金を収めて欲しいのと地域の商品を紹介するためにお礼の品を用意しているところがあります。
その相場はだいたい1万円の寄付をすると3000円~5000円相当の地元の特産品です。上の写真は酒田市への寄付で米10kgになります。
1万円で3000~5000円相当の品なので損のような気がしますが、ふるさと納税は確定申告時に「寄付金控除」として還ってきます。ただし後ほど書きますが控除の最大の額は収入(収めている税金)によって違います。
控除を受けられる金額の上限をしっかり把握すするなどいくつか注意点はありますが、今ならクレジットカードで納税できるなど比較的簡単にお得に制度を活用できます。
クレジットカード比較情報サイト 96ut.card
↑お得なクレジットカードは上記ページでお探しください。
まとめますと・・・
・基本としてふるさと納税は自分の納める税金を居住している他の件市町村にに振り分けられることが出来る
・ふるさと納税でお礼がもらえる県市町村がある
・どうせ払う税金ならお礼が貰えるところに払って得しよう(控除に限度あり)
この3本柱です。お礼の品は地域の振興の為に特産品になります。また納税したお金を何に使うか指定できるのも納税者としては嬉しいですね。
次回以降、ふるさと納税のいくつかある注意点について紹介します。
“ふるさと納税をうまく使いこなそう!その(1) ふるさと納税で得する方法” への5件のフィードバック