3月の上場は残り2銘柄となりました。
その残り2銘柄が個人投資家から注目が集まりやすいSBI証券主幹事の銘柄ですので、皆さん気にしている人が多いと思います。

私もエボラブルアジアに当選しており、2銘柄の中では危険度が高い銘柄ということで少し検証してみたいと思います。

PR TIMES(3922)のIPO新規上場情報

エボラブルアジア(6191)のIPO新規上場情報

3月IPOの現状

201603ipokekka

まず現時点での3月IPOの振り返りですが、公募割れ銘柄が6銘柄です。その中にはSBI証券主幹事のフィットも含めれています。上場ラッシュ前の単独上場で、当方の評価もまず大丈夫だろうとB評価にしていました。

直前のブラスの結果も悪く需給だけではなく、注目度が重要になってきているIPO相場だというのが、この時点で読み取れました。そして2極化の流れは現時点でも続いていて注目銘柄のみセカンダリーでもある程度攻められる状況ではなかったでしょうか?

幸いするのはスケジュールは空くので注目度は上がる

私の評価はエボラブルアジアでB(7)、PR TIMESでA(8)どちらもBBスタンスは強気です。新規承認発表時ではどちらも注目度は高い銘柄という印象でした。

最後まで迷ったのはポイントを使ってまで取りに行く点でしたが、公募割れリスクは低いものの2銘柄同時で高騰の可能性が分からないというところで私はポイント利用はやめました。

その結果が、残念ながらエボラブルアジア200株配分という、やや中途半端な結果です。ポイントを使わなかったので、この程度の結果になったのでしょう。

現時点で私は公募割れリスクは限りなく低いと思っています。しかしながら、高騰しないで初値が付いてしまう可能性はあるという印象です。

SBI証券主幹事銘柄の特性

こちらはSBI証券主幹事の上場日の特性に関してですが、良くも悪くも放置されがちということです。

主幹事によっては上場日にしっかりと上場銘柄をサポートするような買いであったり、冷やし玉を入れることもあります。また上場前の仮条件や想定価格の設定でも、最近では「みずほ証券」と「大和証券」の差をひしひしと感じている人も多いかもしれません。また野村證券の上場に対する独自評価や上場後の動きも興味深いです。

SBI証券主幹事の良くも悪くも放置という点では、上場日のVC(ベンチャーキャピタル)の注文と見れる売りが指値で見えることが良くあります。今回はVCのロックアップが掛かっていない2銘柄です。

ロックアップが掛かっている銘柄でも、例えば1.5倍解除なら1.5倍の大量売で思わぬ安値スタートも見せるSBI証券のIPOです。見えない玉(引け前などの急落)よりも見える玉の方が上場日は分かりやすいのですが、公募組にとってはリスクになるかもしれません。

まだ購入期間中ですので、迷われている方も多いかもしれません。私の記事を参考に突撃してやられたと言われても困りますので、自分の意志でいろいろ決めて欲しいですが、とりあえず現状の見解では思わぬ上場日寄り前の売り玉の多さで、初値が意外に伸びないリスクがある程度で考えています。

希望的には2銘柄ともお祭り的に騰がって欲しいです!