IPOは夏休み状態ですが、7月末から2連続リートの上場、そして8月末には初の温泉リート?大江戸温泉投資法人が上場します。

リートに関しては、私はBBスタンスを評価だけ更新していますが、どのあたりを参考にすると良いかまとめましたのでお知らせします。

不動産投資信託(REIT)IPOの考え方、通常のIPOとは別口で考えよう

直近の結果ではマリモ地方創生投資法人と三井不動産ロジスティクスパーク投資法人が対象的な結果となっていますが、これらの理由も上記レポートを見ればなんとなく分かると思います。

マリモ地方創生リート投資法人(3470)のIPO新規上場情報

88,500円(公募比: -3,500円/-3.8%)

マリモは公募割れでしたが、地方という弱い部分とスポンサー力の無さでかなり人気がなかったです。

三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471)のIPO新規上場情報

271,400円(公募比: +1,400円/+0.5%)

三井は直近IPOの結果が影響してか、初値こそ弱かったですが初日からそれなりの結果です。ロジリートでスポンサー力もあるところが反映されました。

これらの結果から、今後の2つのリートを見ていくと判断がしやすいです。

大江戸温泉リート投資法人(3472)のIPO新規上場情報

スポンサー力は弱いかもしれませんが、運営手腕が良さそうで星野リゾート的な見方をされそうです。物件の弱さを意識してか?NOI利回りが高くなっています。

温泉リートは目新しさもありますし、とりあえずの人気は高いと思います。

またスケジュールも通常のIPOと重なりましたが、十分な夏休み期間が空いた後というのも好感です。

さくら総合リート投資法人(3473)のIPO新規上場情報

こちらは総合型リートで特徴がありません。物件を見ても、分散して目玉となるものが見当たらいません。スポンサー力も外資と日本の上場管理会社のタッグで弱いとしか言いようがありません。さらには利回りも低いです・・・

先に上げた記事の評価項目でチェックするとかなり悪い評価になるリートです。敢えて、ここに投資する理由が見当たりませんので危険なリートという見方です。

対象的な2つのリートが夏休み明けにやってくるという印象です。

闇雲にIPO申し込みするのも悪く無いとは思いますが、多少の強弱は付けて参加したいところですね。