9月ということで8月に新規承認情報が見られそうです。

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伊藤忠商事は投資対象を物流施設に絞った不動産投資信託(REIT)を東京証券取引所に上場させる方針だ。9月にも上場する見通しで、当初の運用資産規模は500億~600億円程度とみられる。保有する物件をREITに売却し、新たな開発資金を手にする。 伊藤忠は主に首都圏で大型の物流施設を開発・保有している。保有施設は開発中を含めて12件に上り、資産規模は約1200億円。当初は6~7の物件をREITに組み入れるもよう。その後も保有物件をREITに売却していくことで資金を調達。新たな物流施設の開発に年200億~300億円を充てる方針だ。

  インターネット通販の普及に加え、コンビニエンスストアや小型スーパーの出店増もあり、物流業界では多様な商品を高頻度で配送する需要が増えている。倉庫には空間を広く取り荷役作業の自動装置を導入しやすくするなどの工夫も求められ、新型施設に入居企業が増えていくとみられる。

  人口減や高齢化で入居需要の減少が見込まれるオフィスビルや商業施設に比べ、物流施設は投資対象としての人気も高まっている。伊藤忠はREITの上場を通じて個人を含めた幅広い投資マネーの受け皿となり、安定的な運用手数料も確保できる。

リートの上場では特化型リートは人気があります。さらに物流(ロジスティックス)リートは今のところ花形リート、スポンサーも伊藤忠ならコンビニ物流なども抑える大手ですので、スポンサー力でも抜群と見られそうです。

たまにはリートIPOで初値がぐっと伸びる銘柄も欲しいですので、これは朗報ですね。

といいつつ目論見書が出るまではどんな物件が対象なのかも分かりませんので8月の楽しみの一つとして待ちたいと思います。

不動産投資信託(REIT)IPOの考え方、通常のIPOとは別口で考えよう

リートIPOに対しての考え方は上記ページにまとめています。そういえばインフラファンドの方は太陽光発電の押し売りリートみたいなものしか出ていませんのでもうちょっと頑張って欲しいですね。