ソフトバンクのブックビル期間がいよいよ月曜日から始まっています。締切は金曜日と実質5日(1週間)と郵政IPOの時と比べてかなり短いです。それでいて1銘柄で郵政IPOより大きいわけですから、やはり大変大きなIPOということになります。
恒例のSMBC日興証券からみるネット申し込みの需要観測を調べてみましょう。
SMBC日興証券は申込番号が分かる唯一の証券会社となってしまいました。なんとなくですが需要観測が分かるので重宝します。
参考になる過去ログは郵政時の記事があります。
【郵政IPO】BB2日目、マネックス証券、SMBC日興証券の申込番号から見る需要観測!?
残念ながらマネックス証券は申込番号が使えなくなりましたが、SMBC日興証券では2日目の夕方で5万台あたりというのが郵政IPOの時の状況でした。ちなみに郵政IPOは約2週間という長い需要期間がありました。
・ゆうちょ銀行 57,100番台 →83,000番台 →121,900番台
・かんぽ生命 46,200番台 →65,000番台→ 93,700番台
・日本郵政 46,200番台→64,500番台→87,800番台
ゆうちょやかんぽはその1週間前までで終わりでしたが、その時の申込番号情報です。
そして今回の初日の夕方午後5時付近の番号ですが「146,000番台」でした!概ね郵政時の3倍ぐらいの申込が観測されています。
【ソフトバンクIPO】ネット抽選で公募当選が狙えそうな黒澤目線、証券会社ランキング!
上記記事にも書きましたが、この3倍ぐらいの強い需要観測があってもそれ以上に規模が大きいと感じ取れるのがソフトバンクのIPOです。特に主幹事レベルでは5~7倍ぐらい余裕があると思っています。
ですので需要観測は強いですが、だから初値が安心とも言い切れない状況とは言えます。需給が大事ではありますが、異次元IPOでは需給よりも思惑というか見えない力?のほうが初値には重要な感じがします。とにかくソフトバンクブックビルウィークが終われば、後は上場を待つのみです。最後まで、この需給観測は調べてみたいと思います。