どうもキオクシア上場が今年の9月に上場予定のようですね。昨年の10月に上場予定も直前で延期を発表しています。公開価格発表前の延期で、当方はD評価が最終でした。

キオクシアホールディングス(6600)のIPO新規上場情報

今回は前回との条件の違いなど、どのような形で出てくるかに注目です。

半導体大手キオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリホールディングス)が、延期していた東京証券取引所への株式上場を9月にも実施する方向で調整していることが30日分かった。7月にも上場を申請する。世界的な半導体不足が関連銘柄の株価の追い風になっており、市場環境が整ってきたと判断した。 当初は昨年10月の上場を予定していたが、取引先の中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する米国の制裁強化で業績が悪化するとの懸念が強まり、延期していた。東証1部への上場を念頭に置く。(共同通信)

世界的な半導体不足が市場の追い風になっているのは事実ですが、正直ファンドのイグジット関連IPOですので期待できるようなIPOではありません。環境の良いときに市場を都合の良い財布にしようぐらいの思惑と見ています。

9月の上場前にはまた盛り上がりを見せるでしょうが、厳しいチェックでBBスタンスを考えたいですね。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

6月のIPOが終わりましたので、少しIPO地合いを見る上で振り返っておきたいと思います。

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23件が上場。公募割れ銘柄が4件、同値1件という結果でした。2021年は公募割れが一つもなく好調だったから、すごく6月は悪かったイメージが付いたかもしれませんが、後から見直すとそんなにひどい結果ではなかったのではないでしょうか?

初値に関しては多くの予想した初値よりは低くなって期待ほど伸びなかったというところで、IPOに対する期待度が強すぎたという表現のほうが正しいかもしれません。

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現時点のここ5年の年間結果を比較しても、まだまだ今年のIPOは極端に悪い状況ではないですね。むしろ2020年の3~4月の状況がここ最近では一番落ち込んだだけで、ずっとIPOは好調と言えそうです。

またやはりIPO詰め込みすぎスケジュールは本当に初値に厳しいというのを露呈していますので、今後の初値予想やBBスタンスではスケジュール面の影響をもう少し強く意識して予想していきたいですね。

【IPO初値結果一覧表】騰落率、損益、その後の値動きなどチェックに

7月は直近IPO見直し買いの時期でもあります。すでに循環物色が始まっているように見えますが、美味しい銘柄がいくつかあるかもしれませんね。