8月は夏休みシーズンということでIPOも少なかったところ、上旬の激しい変動が話題をさらいました。結局8月中もなかなか9月のIPOが出なかったりと、IPO的には寂しさがあったものの、結局7件の上場が9月中に予定されています。
それよりも8月は大型IPOの観測記事が話題を呼びました。予定通り行けば10月に2つの大型IPOが執り行われます。予定通りなら9月中に新規承認ですので、一気に盛り上がるでしょう。
東京メトロ10月末にも上場!?上場すれば2024年度最大案件に!
キオクシア(旧東芝メモリ)も10月上場予定!?10月に大型が2つも来るか?
東京メトロは吸収規模6400億~7000億規模で、吸収金額が3500億程度
キオクシアは時価総額1.5兆円規模、吸収金額的には前回予定を参考にする5分の1として3000億程度でしょうか?
いずれにしてもどちらも時価総額が「兆」レベル、吸収金額も数千億レベルですので、小粒IPOの10億レベルから比べると数百倍の吸収金額になります。小粒IPO数百個分が2024年10月に行われるとイメージすれば以下に大きな上場予定があるかイメージしやすいところでしょうか?
いずれも大型IPOなので注目度が高く、初値や募集状況は話題に上がります。東京メトロは政府売出ということで、失敗したくない感は強いでしょう。キオクシアも2020年に上場予定も延期となったことで、4年後の上場予定では失敗せずに程よい船出となって欲しい思いが強いはずです。
IPO参加者的にはこの波にうまく乗って利益を出したいところですね。
9月に新規承認がされてから、証券会社の準備をしても間に合わないこともあるので手が空いている内に口座の準備を進めておくほうが良いでしょう。
大手の総合証券はもちろんの事、ネット証券も役に立ちます。
特にこの手の大型IPOの時は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事になっていることが多く、そこからMUFGグループのauカブコム証券が穴場で大活躍します。
auカブコム証券は積立投信のクレカ決済でも状況が良いですし、多くの投資初心者にオススメできるネット証券として評価が瀑上がり中です。もちろん、SBI証券や楽天証券のネット大手、松井証券やマネックス証券の定番も全て駆使して、できる限りIPOの当選確率を高める手段は取っておきたいですね。
9月~10月は楽しみと忙しさが同時に来そうですが、無理のない範囲で頑張りたいところですね。