6月のIPOの新規承認2社目もSBI証券となりました。これで4月末のIPOから3連続でSBI証券ということになります。
DMの発送から配送までをダイレクトに行う会社です。社名の通りダイレクトメール事業の一貫ソリューションがメインでネット広告業系も手がけています。
想定価格は2,170円、主幹事はSBI証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約4.9億円で、ジャスダックスタンダード市場の小型案件です。
売上は右肩上がりで、利益は下げていましたが予想では反転して好結果を予想しているみたいです。売上の殆どはダイレクトメール事業です。
「発送代行」「デザイン」「物流」まですべて行うので、企画や商品さえあればここに頼めば全てのソリューション(解決)をしてくれる仕組みですね。
しかしSBI証券は2連続IPOということで分散しそうで勿体無いですね。IPOだけを見ればもう一社がマザーズ上場で先ですので、初値期待度は先に上場するほうが跳ね上がる確率は高いです。
一方、吸収規模などは殆ど同じなので、公募での取りにくさは同程度でしょうか?こちらは幹事証券が10社以上と豊富にあることも特徴的です。
SBI証券だけが気を吐いている状況です。もっと新規承認が出てきそうなのですが、大手店頭証券は何か大型IPOの用意があるのか?静かですね。
初値予想もお願い致します。