本日も東証1部上場規模のIPO新規承認がありました。住宅ローン、モーゲージバンクのアルヒの上場です。もともとSBIモーゲージという名称でしたね。韓国取引所に上場してましたが筆頭株主のファンド?がTOBで上場廃止、今度は日本市場に上場です。
事業内容はフラット35中心の住宅ローン関係ですが、フラット35となると正直特徴がよくわからないというのが個人的な感想です。みると商品化が携帯料金のように複雑になっていてさすがソフトバンクが絡んでいると感じますね。
想定価格は1,340円、主幹事は野村證券です。みずほ証券とUBS証券も共同主幹事の模様です。吸収金額が想定価格ベースで約256億円で、東証1部上場予定となります。
吸収金額250億規模で時価総額も500億に満たないことで、昨日のSGホールディングスには及びませんが、それでも大型IPOの上場です。そして全数売出、筆頭ファンドの半分を売り出す形なので、市場がお財布になっていないか?厳しくチェックしたいところではあります。
私もここではありませんがフラット35を利用して住宅ローンを組んでいますので、ここの社名やサービスも見た覚えがあります。改めて見直したのですが、何やらフラット35でも複数の商品設計を行って取扱シェアが高い状況のようです。
景況感が良い時は金融業も調子がいいとは思いますが、先々はどうなんでしょうね?まぁ、IPOの初値だけの視点をみてとりあえず初値予想とBBスタンスを考えていきたいと思います。地合いの良さが続けば、このままこういった銘柄もプラスで初値を迎える可能性も高いですね。
野村證券、みずほ証券、UBS証券の共同主幹事ですが、もとSBIモーゲージということでSBI証券にもどの程度割当が来るのか気になるところです。
12月は複数のIPOが登場しますので、資金の投入をどう割り当てるのかも早めに対策を練っておきたいところですね。アルヒは佐川急便の割りを大きく受けそうな気がします。
当方もBBスタンスの更新に今年も忙しくなりそうです!
初値予想もお願い致します。