英検の新規事業開発が目的で設立された模様です。「CASEC」開発元。その他、英検向けのeラーニングサービスなど、英語教育回りの開発メインです。
英検とべったりで、テスト運営・受託などもしている模様です。また株主に旺文社がいますが、昔から英検と旺文社のべったり感は英語学習界では批判の的です。TOEICに押され気味の英検でしたが、盛り返しを狙っています。
想定価格は2,800円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約46.3億円で、東証マザーズではやや規模が大きく感じます。
事業内容には次世代の英語学習ソリューション的なことが書かれていますが、正直何か画期的な物があるのか疑問はあります。というのも私は英語がそこそこできてTOEIC900点以上、英検も準1級を持っていますが、英検に関してはその内容に非常に疑問を感じていました。
危機感を持って新しい開発をしているのかも知れませんが、吸収金額や時価総額に相当するほどの期待感が感じられないかも知れません。
上場するからには英検べったりではない成長の仕方が望まれるところです。IPO的には吸収規模が大きく公募当選がしやすいです。また業績自体は増益中で問題なし、業種も表面上は「教育xAI」と評価されやすいでしょう。
SMBC日興証券主幹事案件では、案外チャンス銘柄かも知れませんね。
そこそこ規模の大きい銘柄が同時上場、そして連日上場となります。うまく取捨選択すれば収益ポイントがしっかり作れそうですので、12月のIPOは頑張りたいですね!
初値予想もお願い致します。