3月のIPOの新規承認ラッシュが来そうです。本日は2銘柄のIPO新規承認がありました。順に紹介したいと思います。
製造系の請負派遣業ウイルテックです。派遣系の社名に「WILL(ウィル)」が付くのって多い気がします。社名に使いやすい単語として「WILL」は挙げられそうです。
想定価格は1,280円。主幹事はSMBC日興証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約26.3億円で、東証2部上場の中型IPOです。
公募分の90万株弱は自己株式処分となっています。売出しも多いですが、こういった配慮は有り難いですね。東証2部上場でオールド感漂う銘柄ですので不人気銘柄として見られそうですので、割安感や買い得感を見せられるかが初値への焦点でしょう。
2019年は小型の東証2部上場銘柄が健闘していたようにも見えましたが、年が変わって地合いが悪ければ不人気銘柄は平気で公募割れするので注意が必要です。なお、すでに同時上場が決定となっているのは初値にマイナス材料ですね。
業績に目を向けると、ジリジリと増収増益傾向です。配当などもしっかり出してきそうで好みの人は買いに行くかも知れません。「外国人人財活用」にも強そうです。
ホームページをみてもこのような企業相手のサービス業は、分かりやすい製品などが見当たらないので判断がつきにくいです。抽象的なので目論見書などの数字や沿革などみて判断するしかありません。ただ、地味系IPOが3月の上場ラッシュとなると分が悪いです。
BBスタンスは大手予想なども横目に3月IPOと仮条件が出てからしっかり検討したいです。微妙銘柄判定となりそうですが、当選しやすさでは上に来ると思うので見極めが重要になりそうですね。
主幹事SMBC日興証券は今年もIPOの分野で頑張りそうですね。
東証2部上場銘柄は上場市場だけで嫌う方もいると思いますがIPOファンとしては大小様々、市場様々で新規上場が出てくれたほうがバラエティに富んだ感じになるので楽しみが増えます。
初値予想もお願い致します。