マザーズのやや大型銘柄の登場です。ナレッジシェアリングプラットフォームという長い横文字事業となります。知的プラットフォームビジネスは最近人気が高いですね。
ナレッジシェアリングプラットフォームということで人材活用ビジネスとして注目を浴びています。ビジネスには新規性を感じますし、売上も順調に急成長中です。
想定価格は2,100円。主幹事はみずほ証券です。
吸収金額が想定価格ベースで約68.6億円で、東証マザーズ上場の大型IPOです。
長い赤字の成長フェーズから黒転して成長途上での上場というところでしょうか?ベンチャーキャピタル勢がかなり出資していて売出しの多いややイグジット感のあるIPOになります。これからの成長期待と天秤にかけて公募から参戦するか決めるIPOになりそうです。
ホームページはずらっと大手企業の利用実績を載せています。企業が従業員を成長させるよりもスポットで専門家を集めてビジネスを創出したほうが良い世の中になっているのかも知れません。データベースへの登録人数は10万人を超えて、成長すればするほど信頼の置けるサービスとなるのかも知れません。そういう意味では上場は後押しですね。
ただ、IPOの視点で見ると売出し豊富で、VCジャブジャブ系です。さらにストックオプションもかなり安く散見されます。成長見込みは強いかも知れませんが、売上規模に対して吸収金額や時価総額の大きさも気になるところです。
注目度や成長力を見るか、売出し豊富で投資リスクを見るかで景色が変わりますね。こちらも地合いによって大きく初値結果が異なりそうで、IPOの公募に対してのリスク姿勢によっても参加態度が異なってきそうです。
結局、注目度が高い銘柄は初値が伸びそうですが大手予想会社のレポートも見ながらBBスタンスを考えたいと思います。
カタカナ4文字銘柄はIPOでは最近は逆に先進感が出て注目度強いですね。昔は横文字銘柄が強いと言っていましたが、カタカナ造語系も強い結果が多いです。最近カタカナ4文字企業増えてます。「アップル」「アマゾン」「グーグル」みたいな感覚なのかも知れません。
初値予想もお願い致します。