12月のオーラス系IPOに似たようなバイオ銘柄が連続する事になりました。今年はコロナの年だったので、締めくくりまでこんなバイオ関係になってしまうとはと行ったところでしょうか?
HGFタンパク質性医薬品の研究開発で、ALS,脊髄、腎障害、声帯など様々な疾患への治療を目指しています。阪大バイオベンチャー系は商人の匂いがしますね。
想定価格は950円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約6.33億円で、東証マザーズ上場の小型IPOです。
会社はすでに18期となっています。製薬会社とのライセンス契約ではなく自社で製造販売を進めているということで、本当にギャンブル的な事業計画になっています。難病治療がメインということで、投資するにあたってはなかなか判断が難しいですね。
気になったのが主幹事が野村證券ということです。こういったバイオ銘柄の主幹事は「みずほ証券」のイメージが強いですので、野村證券が取り扱うバイオ銘柄の戦績は確認しておきたいですね。
【IPO結果一覧】上昇率、損益、その後の値動きなどチェックに(分析版)
調べてみましたが、アンジェスも野村證券主幹事でしたね。いまいちパッとしないというのが正直なところでしょうか?
もう1点、この銘柄がオーラス上場となるのかも気になるところで12月のIPOが全て出揃ってから最終判断を下したいです。
それにしても今年の12月は例年にも増してIPO数が多くなります。確実に初値には影響しそうなレベルですので、今ではなく上場日付近の地合いを予想しながら考えたいです。
初値予想もお願い致します。