4月IPOの新規承認2件目です。再び野村證券主幹事案件で、実はIPOスケジュールをバラけさせる施策が出ているのかもしれませんね。野村證券が動いてくれるといい感じにバラけます。
人材開発・組織開発となっていますが、いわゆるコンサル系でしょうか？リーダーシップ研修とかビジネススキル研修的なものをしていそうです。
想定価格は930円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約19.6億円で、ジャスダックスタンダード上場の中型IPOです。
設立2016年の会社がマザーズでなくてジャスダック上場か？と沿革をみると謎が解けた気がします。もともとは1995年スタートで事業変遷していますね。
旧セレム（原始セルム）、新セレム、CELM Group、セルムグループHD、そして今回上場のセルムと結局セルムです。
正直、こういった企業の雰囲気なり実績がよく分かっていないのですが一定数の需要のあるビジネスというのは間違いないですね。資金使途にもあるようにプロフェッショナルタレントと言われるやはり人材が重要となるビジネスでしょう。
IPO的にはジャスダックスタンダード上場で成長がいまいち見えない点がありますが、それなりにバランスの取れた吸収金額でどこまで頑張れるかでしょうか？IPO自体の地合いが良ければ普通に初値プラス発進を見込みたいところです。
野村證券主幹事ですが松井証券と楽天証券がしっかりと幹事団に入っていますね。この2社は本当にIPO注力は感じられますので、2021年に狙いたい穴場証券だと思います。
松井証券は申込みが前受金不要で簡単ですが、その分、楽に申し込めて当選確率が下がったのが残念。でも平等に抽選なので狙い目です。
楽天証券は当選確率が出るからいつか当たるくじを楽しめますね。IPOの人気ぶりを確認するのにも使えます。
4月も順調に新規承認がされています。3月よりひょっとして件数が多い？と噂されるのも間違いではないペースで来ていますね。
初値予想もお願い致します。