4月IPOの新規承認3件目です。3連続で野村證券主幹事案件となりました。野村證券の底力を感じますね。
誰もが一度はお世話になったことがあるであろう駅改札を出たところにある表示版などを取り扱っている会社です。「ナビタ事業」といっていますね。社名もズバリ「表示灯株式会社」ですね。
想定価格は1,610円。主幹事は野村證券です。
吸収金額が想定価格ベースで約22.5億円で、東証2部上場の中型IPOです。
設立は1967年。愛知県を本店とします。最初にナビタを設置したのが名古屋鉄道上飯田駅らしいです。その後、その良さが評価されたのか?全国に展開。今では全国2,504駅に設置されている模様です。超ニッチNo.1企業ですね。
最近では「神社」「サービスエリア」「道の駅」などにも広げています。
多くの方が既視感があるので、どんなところにあっても違和感なく馴染みますね。ここまで浸透しているというのは強みでしょう。
売上に関しては東証2部に上場するぐらいですので成長は地味です。ただ、安定性は非常に高そうで、全国に浸透していることから例えばよりデジタル化を進めるだけでも、まだまだ発展性はありそうです。
第一印象では非常に面白い会社というイメージですが、IPOスペック的には東証2部上場で愛知県本店、設立から長いので地味系として見られてどうなるかでしょうか?また野村證券主幹事ということで公募株の当選期待も薄いですね。
幹事団は4社と少なく、その中に楽天証券が入っています。なんなの?ってぐらい楽天証券がIPOに攻めてきているのをこれを見ても感じますね。
4月は上旬に3日連続で野村證券主幹事IPOということになりました。後は地合いよく初値も勝率をしっかり維持するような結果になってくれることを祈るところです。
初値予想もお願い致します。